サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

鮨 功-久屋大通

北海道で寿司を食べたばかりなのに、名古屋でも寿司。以前から気になっていたこちらにお邪魔しました。ネットで調べると大将は名古屋の二つ星、土方で修行をされていたそうです。


場所は錦三丁目の少し外れあたり。デカデカとキャバクラの看板が出ているビルの2階です。パッと見た感じ雑居ビル自体もほぼキャバクラとかバーとかそんなお店が大半で、若干不安がよぎります。


二回転目の20:30に予約していましたが、先客が長引いたらしく5分ほど押しで入店。ちなみに先客も全員完全に同伴であり、不安が重なります。


店内はカウンター5-6席といった所。かなりコンパクトな作りです。故に同席するお客さんによっても左右されそう。遅い時間なら同伴の可能性低いだろと思っていましたが、私達と同じ回には結構若くて真面目そうな3人組です。学生に見えるんやけどこんな店来るとかすげえな。いずれにしても同伴とか半グレとかじゃなくて良かったと胸を撫で下ろす。

 

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まずはビール。さあ食べるか。

 

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トップバッターは海老の出汁で取った茶碗蒸し。海老の香りが仄かに香り、食欲を刺激します。

 

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続いては鰹。出汁をかけネギを乗せています。鰹からは出汁に負けないしっかりとした鉄分を感じます。美味しい。

 

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ビールをチェイサーにしながら日本酒を飲むストロングスタイルへ移行。日本酒はお任せでお願いしました。1合も半合も出来るようです。


隣の3人組のうち、1番若そうな兄ちゃんがお酒飲んでいなかったので運転手なのかと思いきや、なんと未成年。話を聞くとなんと三人兄弟で、1番上のお兄さんが妹と弟にお寿司を食べさせてあげに来たとの事。すげえな。まだ年齢も20代半ばと若いのにめちゃしっかりしてる。男、女、男という構成が私と一緒で親近感が湧いたのですが、私は長男なのにこんな事を妹と弟にした事が無く、良い歳して恥ずかしくなりました。

 

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気を取り直して白子と牡蠣。もうこんなん美味しくないわけがないですね。白子も牡蠣も濃厚で出汁の風味も良い。客層も良く気分が良くなってきました。

 

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秋刀魚は焼いて。秋だなあ。秋刀魚の脂を日本酒で流し込む幸せ。1番下の弟くんはまだこの楽しみを知らないんだろうな。


ちなみに私の連れも三人兄弟であり、この時店にいた客全員が三人兄弟という中々珍しい光景。私達もお行儀が良いので、大将も心なしか安心しています。たまに全員不倫カップルの回もあるらしい。どう言う事やねん。

 

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どどん、特大の牡丹海老。今日は安くて良いのが手に入ったからと出してくれました。車海老と牡丹海老のどちらか選べるとの事でしたが、海老好きの連れは両方オーダー。こういう時は追加払ってでも両方に行くべき。

 

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握りは真鯛。美味しいですねえ。赤酢でネタが割に大きく食べ応えがあります。鯛が美味しい店を信用してるので安心しました。

 

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鰆だったかな。江戸前らしく手を入れたネタであり私の好みです。

 

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先程の特大の牡丹海老の頭を焼いたもの。やはり特大だけあって食べ応え抜群。

 

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慌てて日本酒を追加。なんと幸せなのか。

 

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ホッキ貝。特有の甘さがしっかり。北海道でも食べましたが負けず劣らずの美味しさ。

 

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キス。流石に天ぷらには及びませんが悪く無いですね。キスにしては美味しい。大将はキスが好きだそうです。

 

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キンキ。脂が乗っていて悪くない。

 

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さてお待ちかねの牡丹海老。口いっぱいに頬張ると海老の甘味が広がって幸せが訪れます。連れも大変に良い顔してます。良かったな。

 

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白子を唐揚げで。ここでこういう変化良いですね。お酒がすぐなくなる。

 

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車海老。この後茹でて連れの胃袋へ収まっていきました。きっと海老も本望に違いない。

 

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太刀魚は揚げて大根おろしと出汁へ。天ぷらでも天つゆにつけて頂きますがあれと同じニュアンス。太刀魚特有の香りがしっかりして間違いない美味しさ。

 

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唐墨を炙って大将が出してくれました。酒飲みのツボをよく分かってるなあ。


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という事で追加。唐墨さえあれば永遠に飲める。

 

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握りに戻ります。鯵。青魚の香りがしっかりと立っています。やっぱり青魚が好きだ。

 

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クロムツ。脂のノリが良くもうそろそろ冬なんだなと思わせてくれる握り。

 

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日本酒が止まらない。昔はあんまり飲めなかったのに。20代の若者を前にすると私も歳を取ったものである。

 

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赤身は漬けで。おお、美味しいやん。鉄分と酸味がしっかりと効いており東京の鮪とも戦えます。

 

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中トロ。これも美味しいですねえ。鉄分はそのままに気品のある酸味と口溶けの良さが素晴らしい。今年の年始は大間の鮪の特番やるんかな。好きなんですよね。何というか寿司屋で食べる時に有難味が出る。

 

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イクラ。プチっと弾ける食感。最近イクラ好きです。

 

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雲丹はこの前も北海道で食べた浜中のもの。少し水分を抜いてるのか濃厚。今年は雲丹が不良で大変と聞きましたが食べれて嬉しい。

 

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穴子。オーソドックスな穴子ですね。もう少し手を加えても良かったかな。

 

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玉。魚の香りがかなり強い。そうそうこういうのが好き。

 

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赤出汁でほっと一息。結構食べたな。

 

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しかし何故かこの期に及んで日本酒を追加。我ながら意味不明である。きっと機嫌が良かったのでしょう。

 

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追加でとろたくをオーダー。やはり鮪が美味い。私は満足です。

 

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甘味はプリン。なにこれむちゃくちゃ美味いやん。滑らかで甘さが上品で、和食のプリンという感じ。これだけでもデパートで売り出したらかなり人気出そう。

 

以上、かなり気前良く食べて飲んでお会計は2人で44000円。おお、これは素晴らしい。名古屋の中心地でこのお値段でこのレベルの寿司が頂けるのか。

 

 

美味しかった。所謂正統派の江戸前であり、どれも手が加えられたネタでしたが、ネタがどれも外さず、全て美味しかったというのが食べ終わって最初に感じた印象です。握りの途中で揚げ物を出すタイミングやそのアイディアもよく、最後まで飽きずに食べる事が出来ました。


大将は流石歓楽街で仕事をしてるだけあって小慣れてますね。まだ結構お若いと思いますが、客足らいもよく、距離感も良い。この小さなキャパという事もあり親密感がありました。


そこまでまだ名古屋の寿司屋に多く行ってる訳ではありませんが、今のところ1番好きなお店です。コスパもそうですが、単純に握りが美味しい。江戸前好きな私の好みにもぴったりです。冒頭に書いた通り、同席するお客さんによっても良くも悪くも左右されそうですが、遅い時間なら比較的同伴は避けられそう。


良いお店を見つけました。予約もまだ比較的取りやすくて、高く無くて、ちゃんと美味しい。また遅い時間にお邪魔したいと思います。御馳走様でした。

 

 

鮨 功
050-5597-1463
愛知県名古屋市中区錦3-9-5 ピボット錦ビル 2F
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23070404/