サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

かま田-阿波富田

繁華街の中の雑居ビルの2階にあるこちらにお邪魔しました。徳島駅からは徒歩15-20分ほどでしょうか。


店内はカウンターが8席ほど。大将1人と学生のバイトさん2人というお店です。

 

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まずはビール。550円と居酒屋価格で、入れてくれるのはバイトの子ですが入れ方は完璧です。


こちらはアラカルトでも頼めるそうですが、私は初めてという事もありコースでオーダー。値段帯は幾つかある様でしたがボリュームは変わらないとの事で1番安い8000円のコースでお願いしました。

 

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まずは冷製茶碗蒸し。ちょっと冷えすぎていますが車海老がおっきくて甘い。イクラもちゃんと手の込んだものであり素直に美味しい。

 

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続いては八寸。特に珍しいものは無いオーソドックスな八寸であり酒が飲める。

 

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という事でいつものストロングスタイルへ移行。時短営業だといつもより時間勝負なのでビールを飲みながら日本酒に行きます。時短になる前からそうだったけど。

 

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という事で鳴門鯛。辛口でスッキリ。私が県外の人間だと分かったのか地元のお酒を出してくれました。

 

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お椀は渡蟹の真状。渡蟹の味わいは想像通りですが、意外ともいうべきか出汁が極めてクリアーです。薄味とも言える出汁であり、良い意味で店の雰囲気やこれまでの流れから来る想像が裏切られました。

 

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お刺身は鮪、蛸、目一鯛。これはまあ普通かなあ。8000円のコースということを考えればこれ以上を求めるのも酷かも知れません。

 

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鮎の塩焼き。今年はやけに和食に行く事が多かったからか、鮎をいっぱい食べました。飛騨のと比べると酷ですが充分美味しい。この日の昼に走った吉野川上流の綺麗な川の水を思い出しました。

 

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甘鯛のあんかけ。甘鯛と出汁の香りが良いですね。割と私ははっきりとした味わいを好みますが、ここの大将の出汁は薄味ながら結構好き。

 

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鱧と大葉、海老真状の天ぷら。うーん、ちょっとこれは居酒屋料理的過ぎでしょうか。天ぷらというより唐揚げみたい。無くてもよかったかも知れません。

 

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縞鯵のなめろう。恐らくですが少し間が空いていたので急遽出してくれたのかな。言わずもがな酒が飲めます。酒の写真を撮るのを忘れてしまいましたがもう一合飲みました。

 

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ご飯は土鍋で炊いたもの。右上は阿波牛に味噌をつけたものです。ご飯はお焦げの香りが香ばしく、阿波牛もご飯のお供にぴったり。お代わりも出来ます。

 

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和三盆のアイスで御馳走様でした。


以上、生ビールと瓶ビールに日本酒2合で11500円でした。

 


正に割烹、小料理屋というお店でした。和食ど真ん中というよりはもう少し庶民的なラインナップであり、肩肘張ってというよりはリラックスして食事をする事が出来ます。イメージとしては広島の白鷹に近いかな。あちらも同じ様な値段帯でした。


所々刺身や天ぷらなどは星付きのお店などと比べると厳しさがありましたが値段を考えれば致し方ないかなと。一方で出汁の取り方は一流店のものであり、大将のバックグラウンドはしっかりしたものなんだなと感じさせてくれます。アラカルトをやっていてもテンポも良いし、そういうのも含めて割烹、小料理屋という感じがしました。


隣のお客さんはアラカルトで頼んでいたのですが、びっくりするぐらいのメニュー量であり、成る程このお店は慣れてくればくるほどアラカルトが良いんだろうなあと感じました。大将と相談しながらその日の献立を決めるのも楽しそう。


大将は客に目を配りながら、テンポ良く料理を作っていて、隙があれば話しかけて下さるなど、サービスの基本がしっかりしてる方でした。もうちょっと放っておいてくれても私は良いタイプですが、気にかけてくれてるのが分かったのでそれはそれで嬉しい。バイトと思わしき学生も礼儀正しく、話もして下さって、大将の良い仕事っぷりが良い影響を与えてるんだなと羨ましくなりました。

 


日本酒を飲みながら好きなもの、地元の食材を色々つまみながら食べたいという方にはぴったり。肩肘張らず、とは言え居酒屋よりはきっちりしたい、そんなお店でした。御馳走様でした。

 

 

かま田
080-6375-3817
徳島県徳島市秋田町1-14 カカコビル 2F
https://tabelog.com/tokushima/A3601/A360101/36005584/