サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

西欧料理 サヴァカ-菊川

静岡のゴエミヨを巡る旅もついに最終章。最後は1番僻地にあるこちらに伺いました。


菊川駅から距離で言うと5km程。自家用車もしくはタクシーでないとまず無理な立地です。一発駅から歩けるかと思い、日中ロードバイクでこの店の前を通りながら駅まで向かったのですが、あまりに遠い、かつ夜は暗闇になると判断し断念しました。私はタクシーが嫌いなのですがこれはしょうがない。


店内はログハウス調。フレンチのお店ですが、別荘地のレストランという感じです。口コミではご夫婦でやられていると書いてありましたが、行くとサービスの若い男性と厨房にも女性が1人いらっしゃいました。ゴエミヨ効果なのかな。


私はこの日1番高いジビエのコースをオーダー。税込12300円です。ちなみにこのコースを頼んでるのは私だけでした。

 

f:id:leglutton:20210710055548j:image


ドリンクメニューを拝見。グラスワインはチリのものが赤白一種のみ、その他は当たり障りの無いメニューです。私はとりあえずハートランド720円をオーダー。


超余談ですが、私はこの日朝8時前にラーメンを食べた後、静岡の山奥(大井川鐵道の終点のダム)までロードバイクで走ったのですが、飲食店が悉くやっておらず、ようやく14時前にミニストップを発見。うどんを食べるも甘いものが食べたくなり、ハロハロを食べました。

 

f:id:leglutton:20210710055658j:image

 

ハロハロって美味しいですよね。ミニストップはアイスクリームが美味しいのが良い。私は夏になると学生時代から毎年ミニストップでラムネのハロハロを食べています。皆さんもハロハロ食べましょう。美味しいですよ。

 

f:id:leglutton:20210710055715j:image


本題に戻ります。まずはアミューズ。左は鹿肉が入ったムース、真ん中はアライグマのパテ、右はキジの煮込みです。フレンチというより品の良い割烹料理の様な味付け。思い切りの良い味付けであり、ビールにぴったりです。

 

f:id:leglutton:20210710055734j:image


パンは普通。全体的にしっかりした味付けなのでこれで良いでしょう。

 

f:id:leglutton:20210710055757j:image


ビールを秒で飲み、グラスワインも全然無いのでボトルワインのリストを拝見。そこまで多く無いですが値付けが安い。私は17年のマルサネをチョイス。このワイン、酒屋で買った事もあるのですが、確か4000-5000円ぐらいだった気が。しかしこれ、6000円なんです。もはや小売とほぼ同レベル。酒で儲ける気が更々無いのかしら。そんなに酒に拘りがあるようでも無いので、審美眼が試されます。ちなみにちゃんとブルゴーニュしていて美味しかった。

 

f:id:leglutton:20210710055822j:image


グルヌイユ。カエルです。バジルのソースに蕪のピューレも。これも単刀直入に美味しいですねえ。ムチムチで鶏肉の様です。骨から蟲って食べると美味しい。カエルさんありがとな。

 

f:id:leglutton:20210710055852j:image


こらは熊肉のコンフィだったかな。この日何を食べたかあやふやなのですが、それは酔っていたというよりサービスの兄ちゃんのたまにタメ口が出る様なラフな接客が気になってしまった為です。何というか繁華街のバーテンダーというか。シェイカー振ってたし夜の店で働いてたのかな。ちょっとゴエミヨ取るような店とはサービスが違います。あと皿をもう少し丁寧に置いて欲しい。

が、料理は美味しい。熊肉のコンフィが美味しい。やっぱりわかりやすい味付けで私好み。ワインとも偶然ですがぴったりです。

 

f:id:leglutton:20210710055944j:image


ハムとかスモークとかをサラダ仕立てに。サラダはまあサラダなのですがシャルキュトリが美味しいですねえ。スパイスと塩の使い方がいいんでしょう。葉っぱだけ先に食べてシャルキュリトリーで飲みました。何なら葉っぱいりません。

 

f:id:leglutton:20210710060034j:image

 

パンはおかわりももらえます。ソースを掬いまくって食べる幸せ。

 

f:id:leglutton:20210710060148j:image

f:id:leglutton:20210710060201j:image


フレンチですがパスタが出てきました。ブルーチーズソースにイノシシの肉、油、そしてソーセージまで入っており、もはやイノシシのパスタ添えである。しかしこれが美味い。ブルーチーズの香りとイノシシが合いますね。臭みがなく、て血の味が濃いのがよく分かります。さっきからシャルキュリトリーが美味しすぎる。

 

f:id:leglutton:20210710060218j:image


メイン一品目。ウリボーと小鹿というお子様セットです。何だか申し訳なくなる。小鹿の方が肉質は柔らかいですが、個人的に好みなのはウリボーでした。この二つ、香りが全然違くて楽しますね。それにブルゴーニュかめちゃくちゃ合う。

 

f:id:leglutton:20210710060237j:image


パン追加。ソースがフレンチだからよく合います。

 

f:id:leglutton:20210710060255j:image


メインもう一つ。カモシカヌートリアヌートリアってめちゃくちゃ可愛いんですよ。それを食べちゃいます。しかしこれが美味しいから困る。なんというか豚肉とか猪に近いのかな。ヌートリアの顔を思い浮かべながら食べる私の脳はバグってきました。

 

f:id:leglutton:20210710060323j:image


デザートははっきりとした甘さと香りで美味。メインのソースやこのデセールからも分かる通り、なんだかんだどストレートなフレンチなんですよね。

 

f:id:leglutton:20210710060350j:image
f:id:leglutton:20210710060347j:image

 

最後はお茶菓子とコーヒーで御馳走様でした。

 


評価が難しいお店です。それを生んでるのはサービス。私が若く見られたのか何なのか分かりませんが、サービスの兄ちゃんに終始タメ語みたいな感じで話しかけられました。私は割に言葉遣いには寛容な方なのですが(私が敬語下手なので)、流石にこの店でその軽い感じはどうなのかと思ってしまいました。ワインも何度か自分で注ぎましたし、料理の出てくるテンポもチグハグ。奥様が接客した方がええんと違うかな。


しかし味は美味しい。ジビエに気を取られがちですが、ちゃんとしたフレンチです。故に味の骨格がしっかりしており、ジビエということも相まって人は選ぶのかなと。

同じジビエでも繊細なレヴォとかとは全然違います。ここまでジビエ縛りで多様なメニュー構成のコースは見たことがありません。ジビエ縛りなのに変化があり根本的に美味しいというのが素晴らしい。特にシャルキュリトリーの美味しさが心に残りました。ここまで尖ったメニュー構成の店は他に無く、その点とても心に残りました。


お会計も19000円ですよ。1番高いコース頼んでヴィンテージ若いとは言えマルサネをボトルで頼んで、です。他の方のメニューを見る限り、安いコースであれば魚が出たり普通のコースメニューのラインナップでした。頂いて無いので分かりませんが、多分1番高いこのジビエコースの方がより印象的で満足度は高いのでは。少なくとも私はそう思いました。だってここまでジビエ縛りのコースなんて食べれないもの。


賛否両論とはこの事。貴方がどこに評価の主軸を置くのかによって全く異なる意見になるでしょう。サービスに重きを置く方なら評価は芳しく無いでしょう。ジビエがこれでもかと食べたい、そして真っ当なフレンチが食べたいという貴方なら評価は自然と上がります。他に無いと言う意味で私は大好きです。少なくともカワサキよりは私はこっちの方が分かりやすくて好きだな。


また冬に来よ。どんなジビエが出るかなー。楽しみです。御馳走様でした。

 

 

西欧料理 サヴァカ
0537-37-1820
静岡県菊川市沢水加791-11
https://tabelog.com/shizuoka/A2203/A220303/22001284/