サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

アルヴェアーレ-元麻布

久々の麻布十番。夜遅くからの食事だったのでお店を探しているとこちらを発見したので行ってみました。元麻布の住宅街の中のマンションでエクアトゥールとかかんだが入ってるビルの地下一階です。


店内はテーブルが幾つかに個室があります。この後の写真を見て頂いても分かりますが照明が結構暗めであり、場所柄もあってお忍びデートとかよさそう。忍ぶ必要のある方には持ってこいです。

 

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麻布十番から早足で歩いた為汗だく。という事でまずはビール。手前はグリッシーニです。しょっぱく無くポリポリ。


コースもありますが夜21時過ぎからだとアラカルトでもオーダー可能です。この辺のフレキシビリティーって東京ならではなんだよな。名古屋に居るとふと忘れてしまう。

 

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まずはアオリイカ根セロリのピューレ。アオリイカがねっとりと甘く、ハーブの香りと根セロリの香りの重ね方が良いですね。素敵な滑り出し。


ビールは文字通り秒で消えたのでワインを。立派なワインリストもありますが、ソムリエの方と相談して料理に合わせてグラスワインを持ってきて頂く事にしました。

 

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イタリアの北東部の土着品種の白。リースリングみたいな瓶の形ですが味わいはソーヴィニヨンブランに近いもの。イカにはソーヴィニヨンブランという教科書通りのマリアージュです。

 

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トリッパ。単刀直入にはっきりとした味わいで美味しい。しかしクロスも張るようなリストランテで食べるものじゃ無かったかも。これは頼んだ私の責任です。


写真を失念してしまいましたが、トスカーナのサンジョベーゼ。濃厚とあっさりのちょうど中間であり丁度いいという言葉がぴったり。ああ、イタリア行きたい。

 

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リードヴォー。私はリードヴォーをメニューで発見した瞬間に頼むほど好き。ミルキーでねっとりとどこか白子の様な滑らかさと肉の食感。インゲンとの相性も抜群です。そう言えばあの飯田のラム屋はどうしてるかな。

 

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普通に赤かなと思いきや、サルデーニャ島、品種はヴェルメンティーノのオレンジワインが出てきました。癖がなく割とスイスイ。これぐらいがリードヴォーには合うのかも知れません。

 

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雲丹のパスタ。函館の朝どれのものだそうです。ぐわーおいしいな、これ。出立ての雲丹らしくさっぱりとした甘味にパスタの塩気というシンプルな構成ですが、それだけに雲丹とパスタ自体の美味しさが心に残りました。夏の始まり。

 

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そんな雲丹にはアマルフィのロゼ。ロゼらしいチャーミングさもありますが、しっかりとミネラルも感じられ、これが素晴らしく雲丹に合います。何よりアマルフィのロゼっていう響きが良い。コロナ終わったらヨーロッパ行って地中海沿岸でロゼがぶ飲みするんだから。

 

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私と連れは炭水化物マニアなのでパスタをもう一つ。イカ墨のパスタです。これはスタンダードなイカ墨ですが、スタンダード過ぎてちょっと記憶には残りませんでした。


こちらにはドイツのシュペートプルグンダー。軽やか。楽しいな。

 

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パンだっけかなこれ。すっかり忘れました。

 

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メインは仔羊。脂身が少ないのに柔らかぬ、仄かに羊の香り。正統的な仔羊であり保守派の私もニッコリです。

 

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ボーヌのプルミエクリュ。やはり仔羊にはブルゴーニュですよね。ブルゴーニュにしては色も香りも濃い。やっぱりブルゴーニュがNo. 1。


以上で2人で41000円。アラカルトに個室料でペアリングも付けていたので妥当な金額という印象です。元麻布ですしね。

 

 

正統的なイタリアンでした。気を衒わず、素材そのものを活かす芸風であり、季節感も感じられて素直に楽しい食事でした。驚きという意味では物足りないかも知れませんが、店の雰囲気から行ってもそういうものを求める店では無いと思います。


サービスは全く問題無し。ソムリエの方が非常に丁寧で安心感のあるサービスでした。皿だしもスムーズであり、場所柄うるさくなる事も無さそうですし、デートだけでなく接待などにも使えそうです。


印象としては広尾のTigreに似てますね。アラカルトで頼めるけどちゃんとしたイタリアンが食べれてワインも料理に合わせるなど自由度が高い。こういう絶対に外さないお店を幾つか持ってるといざという時に便利です。

 

やっぱり元麻布はいいな。また伺います。御馳走様でした。

 

 

アルヴェアーレ
03-6438-9088
東京都港区元麻布3-6-34 カーム元麻布 B1F
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13156856/