普段は高級な寿司屋ばかり行ってますが、本来寿司とはファストフードであり気軽に食べれる事が本質だと考える私はすしざんまいが好き。今回はその名古屋店です。
以前東京のすしざんまいの記事でも書いている通り、名古屋のすしざんまいに良いイメージが無かったのですが、あいも変わらず連れが寿司が食べたいと叫ぶので、昼間なら大丈夫だろとこちらへ。ちなみに連れもすしざんまいが好きです。
休日の昼12:30頃に伺いましたが、ガラガラ。昼の錦、しかもまんぼう中という事もあるのでしょう。カウンターでは若いカップルがビール飲みながら楽しそうに話してました。女の子可愛い。
まずはビールを飲みながら小海老の唐揚げ。どのすしざんまいで食べても変わらない安定したおつまみです。パリパリ。
鯵のなめろう。今あなたが想像しているそのものです。これで良い。
牡蠣フライ。見た目からは衣が分厚いかと思いきや、割と大振りで嬉しい。これで500円は良心的です。ここまで良い感じです。
さて握りに。まずはおすすめの赤貝の紐。味わいはまあ普通の赤貝の紐なのですが、この見た目どうにかならんのか。
ニシン。悪く無いですね。美味しい。
フェアで鯖が68円だったので頼んでみました。所謂〆鯖であり、軽く締められていて普通に美味しい。これで68円なら10貫ぐらい食べたい所ですが乞食みたいなのでやめました。
カウンターの20代後半と思わしきカップルはどうやら付き合っていない様子です。割に女の子のボディタッチが多いので私は女の子の方が男の子の方を好きだと思っていたのですが、その2人が帰った後それを連れに行ったら、「何言ってんの、あれ男の方が好きで女の子はそんな気無いに決まってるじゃん」と言われました。これだから女は怖い。
シャコ。普通なんだけど、やっぱり見た目が悪い。このおっちゃんに誰かちゃんと教えたのか。
連れがスミイカが美味しいというので私も。右はこちらも鰹です。スミイカは198円なのですが、これは美味しいですねえ。甘くてねっとり。包丁の入れ方などは雑ですが、そもそものネタが大変美味しい。こう言う所がすしざんまいが好きな所以です。なお、鰹は普通でした。
今日この日のカウンター内は慣れてそうなお兄さんと還暦近いのにどう見ても最近入り立てのおじさん2人だったのですが、このおじさんがとにかく遅い。それは仕方ないとしても何故隣の兄ちゃんは助けないのか。何があったのか分かりませんか、全体的に殺伐とした雰囲気です。カップルも帰っちゃったしな。
中トロ。相変わらずすしざんまいの鮪は見た目は悪いのですが味は間違い無い。脂の差しが見事で、仄かな酸もあり、素直に美味しい。
縞鯵。値段なりと言う感じ。
まだまだ全然食べる事は出来るのですが、あまりにテンポが悪いので店を出ることに。最後に青海苔のお椀だけ飲みました。美味しい。
お会計は2人でビール3杯で1万しないぐらい。やはりコスパで考えれば素晴らしいですね。
しかしながら兎に角テンポが悪い。段取りも悪く、それを誰も助けない。こう言う店では客も居心地が悪くなってしまいます。
チェーン店ではありますが、最低限の接客とか雰囲気作りをしないとダメでしょう。少なくとも私の知ってる東京の築地近くのすしざんまいは、内心はともかく皆さん職人であるという矜持は持っている様に感じました。こちらはとりあえず仕事としてやってるそんな感じがします。
これならやっぱり柳橋市場のきたろうの方が全然良い。多少値段は張りますが、あちらは寿司屋に来た感は味わえますし、テンポも良い。
すしざんまいなら築地になるべく近い店舗という私の格言通りでした。雰囲気もテンポも気にならんという方はどうぞ。
すしざんまい 名古屋錦店
050-5589-0236
愛知県名古屋市中区錦3-18-12 MINEX88 1F
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230103/23056471/