サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

ル・ブルギニオン-六本木

クリスマスにフレンチやイタリアンを頂くと不当に高いし混んでるので避けているのですが、連れがコロナでどこにも行けないから食事ぐらいクリスマスを感じたいと喧しいので、こちらに伺う事に。いつか来たいと思っていました。ミシュラン一つ星。


六本木ヒルズ裏の一軒家。Knockやアルデバランなどの近くであり、お店の場所は何となく知っていたのですが、まともに来るとこんな所の一軒家かと少し驚く。良いよなあ、クラシックなフレンチはこうでなきゃ。

 

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この日はクリスマスディナーとペアリングのセットで。メニューを拝見しても、フレンチど真ん中であり期待が高まる君です。

 

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シャンパーニュはボランジェ。美味い。シャンパーニュって安定して美味しいから好き。

 

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グジェール。中にはリエットと生クリームです。温かく塩気がちょうど良い。期待通りちゃんとしたフレンチだ。

 

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次のお料理に合わせてブルゴーニュのアリゴテ。ミネラル感があり、アリゴテらしいぶどうのフレッシュさもあり美味しい。

 

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パン。素朴ながら小麦がほんのりと甘く、バターもちゃんとしたもの。ちなみに二つ目からはバゲットでしたがこれも美味しく、都合3つ食べました。

 

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雲丹、キャビア、鮑と第一次長嶋政権の巨人の様な布陣。豪華な食材に目が行きがちですが、カリフラワーのスープの香りが良く、そちらが印象に残りました。

 

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ほぐした蟹の身にネギのエスプーマ。見た目には分かりませんが、蟹の身がみっちみちに入っており美味。和食みたいに蟹そのままを頂くのもいいですが、個人的にはこうやって食べる方が香りが良くて好き。あとこのお皿どこで買ったんだろう。

 

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こちらにはサンセール。穏やかな酸とフレッシュさ。綺麗な味わいがサンセール。大好きです。ペアリングもどストレートで大変に嬉しい。

 

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フォアグラのソテーに黒トリュフ、キノコのピューレ。笑ってしまうぐらいクラシック。フォアグラの脂感をキノコのソースが補完。これだよ、これと握手したくなる様な味わいです。

 

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こちらにはフーリエブルゴーニュルージュ。ブルゴーニュルージュですが香りが高く断然あり。ピノの割にしっかりしたボディなのでフォアグラともよく合いました。

 

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平目のポワレ。下には小松菜と蕪です。平目の皮目をバターでポワレしており香りが良い。さっきから香りが良いのがすごく良いですね。

 

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ピュリニーモンラッシェ。2018年と若いですが、どっしりとした樽感。欲を言えばもっと熟成感があるものが欲しいですが、値段を考えれば充分です。

 

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佐賀牛の牛ヒレ肉のロースト。ソースは赤ワイン。しっとりと柔らかく肉の味も濃い。ああ、もう終わってしまうのか。あと3倍ぐらい食べれる。


写真を失念してしまいましたが、ジャンポールミュジニー。こちらも先程同様ピノの割にボディがしっかりしていて、肉とぴったり。ヴィンテージは若いとは言え、この値段でこのレベルのワインが出てくるのは嬉しい限り。

 

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デセールはあまおうとソルベにグレープフルーツの皮のジュレ。イチゴの甘味とグレープフルーツの酸味と苦味のバランスが良いですね。シンプルなので余計に心に残りました。

 

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食後のコーヒーにミニャルデーズはフィナンシェと生チョコ。最後までクラシックを貫いて頂きました。

 

 

思っていた通り、ど真ん中、クラシックなフレンチでした。ソースが真っ当で香りが良く、食材から調理から何から何までクラシック。映えはしませんが、個人的には大好きな方向性でした。


一方、不満なのがボリュームが少ない事。全然お腹いっぱいになりませんでした。これはクリスマス特別コースだからだと信じたい。クラシックなフレンチってボリュームも結構あるのですが、その点がすごく残念。またこれもクリスマスだからか、テーブルが小さく、何となくさもしい気持ちになりました。別に卓上に料理があふれる訳でもないんですが。


やっぱりこんな時に行くから悪かったのかなあ。クリスマスにフレンチやイタリアンはやっぱりやめようと心に深く刻み込みました。

 

とは言え、私の大好きなクラシックなフレンチで、とにかく真っ当。最後はシェフ自らお見送り頂きましたが、極めて柔和な雰囲気であり、フレンチのシェフだなあという感じ。次は何でも無い日にくる様にします。御馳走様でした。

 

 

ル・ブルギニオン
03-5772-6244
東京都港区西麻布3-3-1
https://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13005328/