サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

不動前 すし 岩澤-不動前

私は寿司は地方と決めているのですが、寿司が食べたくて死ぬと連れがうるさいのでこちらに。不動前駅から徒歩5分ほどの住宅街にあります。ミシュラン一つ星。

 

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まずはビール。と共にガリ海ぶどう、ワカメが供されます。ワカメがシャキシャキとして心に残りました。

 

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こちらはいきなり握るタイプのお店。まずは鰆の昆布締めです。脂が乗っており、昆布で旨味も追加。上々の滑り出しです。


こちらのシャリは赤酢で強くも無く弱くも無いといったところ。シャリの温度は少し低めで小さめなのでパクパクいきます。

 

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鱈の白子。柚子胡椒の入ったスープが心地良い。白子の濃厚さも冬らしく、これがトップバッターでも良かったかも。

 

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松川鰈。こちらも脂が乗っていて、鰈自体の味が濃い。やっぱり冬は魚が美味いですね。

 

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真牡蠣はオリーブオイルとこしょうをかけて。牡蠣好きの私と連れは歓喜。見た目通り白ワインが飲みたくなるも白のグラスはリースリングのみとのことで日本酒に移行します。

 

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伯楽星。すっきりとした辛口でこんなところからスタートでしょう。

 

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香箱蟹。この秋から冬にかけて何匹もの香箱蟹を頂きましたが、これは美味しいですねえ。蟹の出汁で煮てあるのか味がしっかりついていて、良いつまみです。私はそんなに蟹に有難みを感じていないのですが、これは美味しかった。

 

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鯖の海苔巻き。トップは紫蘇と海苔の香り、ミドルは沢庵の食感、アフターは鯖の香りとグラデーションが見事。青魚が好きだ。

 

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スミイカ。新鮮なのかサクッとした歯応え。咀嚼するとねっとりした甘味。これぞイカという味わい。

 

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最初に頂いた鰆が焼きでも。やはり脂がすごい。日本酒で流し込むと単純明快な幸せ。

 

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お、磯自慢。好きなお酒です。

 

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鰹。鉄分と脂がしっかり。フレッシュながらも愛しさと力強さを感じました。

 

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皮剥は肝のソースと。うーん、もっと肝らしさを強く出して良かったかな。ただ日本酒には死ぬほど合います。

 

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見た目胡瓜のこちらはメロンとの事。味はメロン風味の胡瓜です。まあ普通の漬物です。

 

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小肌。浅めにつけられており私好み。小肌の香りがしっかりして好き。小肌はこうでなくちゃ。

 

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これはあんまり記憶に無いのでそれほどだったのでしょう。

 

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安納芋の茶碗蒸し。安納芋らしく、はっきりとした甘さでデザートのよう。美味しいのですが、何故ここでこれを出すのでしょうか。

 

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サヨリサヨリって割とどこでも出るんですが、美味しいと感じる事がほぼありません。なんで出すんかな。特徴のある魚でも無いので、なおさら先程の安納芋に首を捻る。

 

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白海老には塩辛を。美味しいのですが、甘くてしょっぱいという味に意外性は全くありませんでした。

 

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じこーん。間違いない。なんだかんだ言うてるけども塩辛にはばっちし。

 

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いくら。まあ普通かな。私がそれほど好まないからかも知れません。

 

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大間の赤身。やっぱり美味しいなあ。鉄分がしっかりとしていつまでも香りが残ります。この力強さが鮪です。どうでも良いですが、私は年末とかにやる大間の漁師の番組好きなんですよね。なんというか鮪を食べる時の有難みが出る。いつかあのおっちゃん達とスナックで飲みたい。

 

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太刀魚。鰆に続きこれも脂がすごい。ただ一般的な太刀魚でした。

 

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生のザーサイ。感想はそのまんま生のザーサイ。さっきのメロン然り、箸休めのつもりなのでしょうが、さして印象的なほど美味しい訳では無いのによく分かりません。

 

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赤身を漬けでも。やっぱり香りがすごい。普段東京で寿司はあまり食べませんが、鮪に関しては東京が圧倒的に1番ですね。

 

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あん肝に大根。美味しいんですが、普通にあん肝だけそのまま出して欲しかった。

 

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雲丹。普通に美味しい。つぶつぶを感じられるのが良かった。

 

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而今の次は鍋島。有名どころを続けてきます。ちなみにこの後ホテルへ帰ってから連れとワイン1本とハイボールを3杯飲みました。なんぼほど飲んでんねん。

 

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大根。メロン、ザーサイとずっこけてましたが、オーソドックスなこちらはちゃんと美味しい。なんだよ、やれば出来るんだから普通にやれば良い。

 

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大トロ。脂がすごく鉄分もしっかり。やはり先程からの流れを裏切りません。

 

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玉。海老の香りがふわっと。結構好きなタイプです。


さてここからは追加オーダーです。

 

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まずは松川鰈の縁側。美味しいけど思ったほどじゃなかったかな。ちょっと脂が下品でした。これは頼んだ私の責任です。

 

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鉄火巻き。鮪が大きくて好き。私は単純で素直な人間なのです。

 

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お椀は記憶になし。まあお椀とはそういうものである。

 

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ここで連れの牡丹海老が登場。写真では分かりませんが、バケモノサイズの牡丹海老でした。隣のカップルもびっくりして、写真を撮ってました。普通の海老5本分はあろうかというサイズで、卵も大量。しかも海老の頭は炙って最後に出してくれます。海老を口いっぱいに頬張り、お頭をチューチュー吸う連れの幸せそうな顔。私は良い事をしました。

 

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最後はいちごのアイス。そこらへんで買ってきた様な味でした。


お会計は2人で計62000円。コース一通りは税込で22000円と考えるとちょっとお酒が高いかな。まあでも東京という事を考えれば値段としては悪くない。

 


全体的にフレッシュなネタが多く、魚本来の味を楽しむお寿司でした。オーソドックスな握りが多く、ネタ数も多いので満足感があります。


一方で全体の構成とか流れが今ひとつかなと。故に記憶に残るものが無いのも事実。全国に数多ある星付きのお店の中で戦うには少しその点の強弱が弱かったなと感じました。これは私が酒飲みなのも原因かも知れません。


ただ接客は良い。大将は性格が良いんだろうなあ。柔らかく、それでいて話も上手く、どんな客とも上手くやっていける様な雰囲気を感じました。


難癖はつけましたが、東京でこれだけしっかり食べて飲んでこの値段はリーズナブル。客層もそんなに悪くない。そういう意味では貴重な存在なのかも知れません。御馳走様でした。

 

 

不動前 すし 岩澤
03-5436-8338
東京都品川区西五反田5-6-11 NSVビル 1F
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