サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

すし屋 亙-淡路市

私はロードバイクをやるので淡路島には何度か来た事はありますが、泊まるのは今回が初めて。わざわざ宿泊する事にしたのはこちらのお店に伺う為です。2021年1月時点で食べログ4.14とかなりの高スコアです。


こちらのお店ですが、ふるさと納税で15000円分のお食事券があり、2019年の末からいつかいつかと機会を伺い、漸く来ることが出来ました。


お店は淡路市役所もある国道20号から歩いて10分ほど内陸に入った所にあります。周りは完全な住宅街ですが、その中にポツンと現れます。中はL字型のカウンターで7席ほど。大将と女将さんでやられています。


まずはビール。このために淡路島を一周してきたのだ。


こちらのお店は写真が禁止ですので、今回写真はありません。もしかしたら一部ネタが抜けてしまってるかも知れません。


まずは刺身から。鯛です。紫蘇の葉の上に置いて頂きます。厚切り。タフな食感と確かな旨味。上々の滑り出し。


平目。これも厚切り。咀嚼すると旨味がぐわーっと出てきます。


石鯛。スマッシュヒット。先程の鯛より旨味が強い。石鯛と言えば奴寿司で頂いたものが大層美味しかったのですが、それを思い出す様でした。


こちらは刺身も醤油につけて出して頂けるのですが、身を醤油の入った壺に潜らせて少し手で拭ってから出す珍しいスタイル。見た目には結構醤油が濃そうなのですが、そんなに濃くなく魚の味がちゃんと感じられます。

 

 

握りに入ります。鱧の握り。美味しいのですが、あくまで鱧にしては、と言う前提なのでトータルで見れば普通かな。


河豚。これも味わいを楽しむというより食感。ぐにぐに。


皮剥。うーんちょっと肝が弱い気がします。身ももう少し。もっと冬になれば良くなるかも知れません。


鯵。ぐわー素晴らしい。脂と身の味わいのバランスが絶妙。鮮度も抜群で臭みなど全くない。この日一番美味しかったかも。青魚評論家の私も大満足。


アオリイカ。ねっとり。イカが美味しい季節になってきましたねえ。


鰤。うおー脂がすごい。ただ凄すぎてちょっとくどいかも。炙るなりした方が好みでした。


赤身。素晴らしい鉄分。やっぱり赤身は鉄分でしょう。

 

中トロ。脂と鉄分のバランスが見事。同じ個体かどうか分かりませんが、鮪自体がちゃんと美味い。


トロタクは、握りった上で海苔を散らして頂きます。なる程海苔の香りが引き立って良いですね。


雲丹。淡路の雲丹らしく濃厚さというよりフレッシュ。とはいえ密度が濃く、味として素晴らしい。北海道の濃厚な雲丹も良いですが、淡路島の雲丹も違った意味で美味しい。


箸休め的にガリでは無く、穴子、紫蘇、大根、胡瓜などをごちゃ混ぜにしたものが常に頂けるのですが、地味に美味い。薬味なのですがつまみ的で、これだけでむちゃくちゃ飲めます。


穴子は焼きから。ぐわーすんごい美味しい。脂が最高。


蒸し穴子も。柔らかいけど食べ応えがあります。こんなに食べ応えのある穴子は初めてかも。ネタがでかい。


卵。熱々。甘味は控えめで卵の美味しさ。お腹いっぱい。

 

以上、お会計は25000円。コースが15000円で、ビール二杯と日本酒グラスで二杯。酒がちょっとお高めかなと思いますが、冒頭に申し上げた様にここにふるさと納税で15000円の食事券が頂けるので、実質1万円で頂けます。そう考えるとかなりリーズナブル。

 

 

特徴的な寿司でした。まずネタが大きく、食べ応えがかなりあります。また地の物が中心ですが、白身を筆頭に味は確か。シャリは白酢でハーブソルトを使う、醤油は潜らせる、又は手で塗るなど面白い特徴がいくつもあります。


大将の客あしらいも素晴らしいですね。お隣が関西のお客さんだったのですが、豪快な方達で冗談も次々に出てくる方達だったのですが、大将もそれに負けじとポンポン返していく。会話の盛り上げ方から上手いんですよね。そんな話しながらですが、テンポはめちゃくちゃ良く、待つという感覚がほぼ無く、2時間でぴったり終了。正に寿司屋です。


一方じゃあ記憶に残るほど美味しいかと言うと、飛び抜けたネタとまでは行きませんでした。これは地物を使う宿命なのかなあ。ですので淡路島までわざわざ行くというと少し荷が重いかも知れませんが、大阪や神戸に行くなら少し足を伸ばしてみるのもありかと。大阪や神戸なんかも寿司は高いですし、その意味ではここまで来ても損はありません。


ちなみに前述の隣に座っていたお客さんと仲良くなって二軒目に誘われ行くことに。詳しく聞いていませんが、むちゃんこお金持ちの人らしく2軒目おごって貰ってしまいました。結構したと思うんだけど。私の様な社畜が日常生活ではまず出会わない器の大きい方々でした。私も相変わらず人受けが良い。この寿司屋よりそっちの方が記憶に残ってたりして。そちらの方も御馳走様でした。

 

 

すし屋 亙
0799-62-4040
兵庫県淡路市志筑1871-5
https://tabelog.com/hyogo/A2806/A280601/28023929/