サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

淡 如雲-国際センター

名古屋駅から徒歩15分程の四間道(しけみち)エリアは名古屋らしからぬ良い雰囲気のエリアであり、私個人としては幾つか気になるお店が点在しています。と言いつつも名古屋在住の割に殆ど名古屋で食事をしないのですが、今年5月にも伺ったこちらに再度お邪魔しました。ミシュラン一つ星です。

 

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前回同様、本日頂くお肉のプレゼンテーション。この日は但馬牛と仰ってました。左がサーロインの麹付で右がヒレの西京漬との事です。

 

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鮑もあります。今年はよう鮑食べたな。


まずはビールで乾杯。特にメニューがありませんので値段は分かりませんが、お会計から逆算するにビールも日本酒半合も1000円程度と推測しました。

 

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先付は鮑とサーロイン。上に乗ってるのは柿のグミです。柿の甘味、鮑の塩気、肉の脂のバランスがとても良い。お腹減ったなあ。

 

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速攻でビールを飲んだので日本酒へ。前回も思ったのですが、もっとグラスワイン置いてくれないかなあ。白でも赤でもいける料理だと思うのですが。

 

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お凌ぎのこちらは牛テール。牛テールを火を入れて冷ましてを交互に繰り返してゼラチンを餅の様な食感にしたとの事。

果たして口に入れると確かに餅のような弾力があり面白い。中には銀杏が入っており、上には唐墨がまぶしてあるのですが、それらの食材の必然性を感じます。面白いのに美味いと良いところどり。

 

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お椀の登場。中にはサーロインの酢漬けと胡麻豆腐も入っています。肉の主張はそれ程でもありませんが、単純に和食としてのレベルが高い。出汁もしっかりとした旨味を感じます。

 

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割とゆったり目なスピードなので、酒を飲むスピードが上がってしまいます。私は待てと言われて待てない性質なのです。

 

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こちらはタンに聖護院かぶらの摺流しをかけたものなのですが、それより白トリュフですよ、白トリュフ。アルバ産のものだそうですが、香りが凄い。トリュフってかければ良いもんでもないと思いつつ、やはりここまで香りが良いとテンションが上がってしまいます。肝心のタンも口に入れた瞬間ほどけるほど柔らかく、控えめにいって絶品でした。

 

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案の定この後記憶が少しづつ曖昧になってきます。

 

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こちらはお肉ではなく、上海蟹の身の上に、内子、イチヂク、梨などをソースにしてかけたもの。蟹が少し弱く、輪郭がボヤけた料理かなあ。もっと蟹をガツンと前に出して欲しい。

 

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焼き物は冒頭のヒレ肉の西京漬を焼いたもの。国産ポルチーニのソースが敷いてあり、上の緑は青大豆をオリーブオイルで4時間炒めたものだそうです。ずんだかと思った。なんやかんやありますが素直に肉として旨味が強く美味しい。西京漬けとの事ですがそこまでその香りはしません。

 

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ここで特別にレバーを炙ったものを頂けました。たっぷりの炒りごまの中に入ってます。やはりレバーは生に限る。レバ刺しが食べれる最後の日に焼肉屋でわざわざ頼んだぐらい私は好きなのです。

 

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四の五の言わず飲む。

 

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こちらはサーロインのしゃぶしゃぶです。雲丹とご飯も入っており、ソースは卵黄で作ったものとの事。円やかなすき焼きという感じであり、当然に美味しいのですが量が控えめであり、もっと食べたいという欲に駆られます。酔っ払ってるから余計に食べたい。

 

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ご飯ものが出たので終わってしまったかなあと思っていたら、ちゃんとカレーが出てきました。クワイやトマトが入ったご飯にイカ墨と牛肉で取ったルー。前回もそうでしたが圧倒的にこのカレーは美味しい。肉の旨味が深く、またご飯に入ったトマトやクワイやらのアクセントが素晴らしい。私が今まで食べたカレーでNo. 1です。カレー屋やっても相当儲かりそう。

 

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最後は蓮根餅と抹茶で御馳走様でした。

 

以上、ビール1杯と日本酒4杯(2合)で36000円ちょっとでした。

 


うーん、やっぱり高いかなあ。お肉主題ながらキツさが無く幾らでも食べれそうで、味も確かに美味しいのですが、和食、懐石と考えると京都の1.5倍です。であれば京都に行く交通費出ちゃうんですよね。

 

勿論他では中々食べることが出来ない料理ではあり、お肉も良いものを使ってるからこそのこのお値段なのだと思いますが抜き出たものが無く、あと一歩感があります。それは量のせいもあるかも知れませんが、個人的な感覚としては2万円台ならまた来るけど、この値段だと躊躇するかなという感じです。

 

例えば懐石という事であればしのはらほどの圧倒感が無いし、いち太と同じぐらい美味しいけど、あちらは南青山で、かつ飲んでも2万円台。肉割烹だから1.5倍出せるかというと私は出せない。


肉縛りで毎月メニューを変える努力は素晴らしいと思いますし、これだけサシの入ったお肉をあっさり頂けるその腕は尊敬に値します。しかし値段を考えるとやはりあと一歩。美味しいんですけどね。


とか言ってまた来ちゃうかも。そう、私は気まぐれなのです。御馳走様でした。

 

 

淡 如雲
愛知県名古屋市西区那古野1-21-10
https://tabelog.com/aichi/A2301/A230101/23061308/