サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

鮨 はしもと-新富町

北海道、九州と散々寿司を食べてきた私ですが、東京で食べてないなと気付きこちらに。2020年8月時点で食べログ4.40、ミシュラン一つ星にも選ばれています。

 

開店時間10分前に到着するとまだお店は開いていませんでした。直前にならないと開かないのでぴったりぐらいで良いでしょう。私は周囲を無駄に散歩して汗だくになりました。

 

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ビールを頼むと合わせて出されるのは枝豆。普通の枝豆です。

 

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まずは刺身から。ほしがれいとホッキ貝です。ほしがれいはまあまあ美味しいですが、ホッキ貝は普通です。ついこの間北海道で松川鰈やホッキ貝を食べてきた私のハードルが上がっていただけかもしれません。

 

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こちらはカツオ。皮目の藁の香りが良いですがちょっと鉄分も脂も弱いかなあ。

 

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雲丹が乗った茶碗蒸しです。北海道と九州で散々雲丹を食べてきたので雲丹はまあ普通に美味しいかなという感じですが、茶碗蒸しそのものはちゃんと美味しい。わざわざ雲丹乗っけなくて良いと思います。

 

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勝浦の鮑。これも印象に残りづらい。まあ日本酒には合うのですが。

 

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という事で日本酒へ。伯楽星。スッキリすぎたので純米酒からお願いすれば良かった。

 

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先程のお皿に残った肝ソースの上にアオリイカとシャリを乗せて更に追い肝ソースをかけて頂きます。そうそうこれぐらい思い切った食べさせ方が良いですね。イカはともかく、シャリと肝ソースがはっきりとした味わいで日本酒を呼びます。

 

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鰯を海苔巻きにして。サッと酢で締めてるのか酸がはっきりして、また鰯と海苔の香りが良いですねえ。

 

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日本酒泥棒なメニューが続くと思ったら真打登場。イカカラスミ、時知らずの筋子、あん肝です。しっかりとした味わいであり酒飲みにこれを嫌いな人はいないでしょう。

 

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アカムツの塩焼きが。脂がすんごいですね。凄すぎてちょっと重いぐらいでした。

 

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次の日本酒は、出ました、而今大吟醸です。米の香りがすんごい。

 

さて握りに。

 

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トップバッターは新子。酢できっちりしめてるタイプ。いつも思うんですけど新子ってそんな美味しいかなあ。がっつり酢で締めるより、少し酢が香るぐらいの方が好き。

 

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イカです。普通かなあ。一幸で食べたイカ美味しかったなあ。

 

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新あら。日本海側で取れる鱸の一種だそうです。なるほど身の味が濃厚で一口で美味いと分かる味。

 

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赤身。赤身特有の鉄分を強く感じストレートに美味しい。やっぱり鮪だけは東京が圧倒的に美味しい。

 

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縞鯵です。なんじゃこれ脂がノリノリでありめっちゃ美味しい。赤身と続けて2打席連続タイムリー。青魚評論家の私も大満足。

 

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ミル貝。これはまあ普通かな。そもそもひっくり返るほど美味しいミル貝ってあるのかな。

 

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秋刀魚が出てきました。今年は不漁だと聞いていたのに流石ですね。そしてちゃんと美味しい。そうかーもう秋か。早いな。

 

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中トロと大トロ。美味しいですが先程の赤身と比べると赤身の方が好きかなあ。この個体に関しては鉄の香りが支配的だったので余計にかも知れません。

 

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車海老。ちゃんとぷりぷり。海老を食べる度に深田恭子を思い出すのは私だけでしょうか。そうですか、私だけですか。

 

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雲丹。流石にこれも美味しい。ええ雲丹つこうとりますわ。

 

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穴子。これも正統的な穴子。ツメが甘過ぎず良い。

 

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しじみのお吸い物。濃厚。明日の朝飲みたいぐらいです。肝臓を労わりたい。

 

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玉子。覚えてないなあ。

 

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最後に干瓢巻きを。この干瓢巻き美味しいなあ。

 

以上で31000円ちょっと。

 

 

評価の高さが分かる寿司でした。正にオーソドックス、正統派ともいうべき寿司であり、どこの寿司屋でも出されるようなネタがちゃんと美味しかったのが印象的でした。流石東京で人気店になるだけあるなと感じました。

 

一方、印象に残りづらいのも事実。ここ最近寿司屋を巡っており少し辛い評価にはなってしまうのですが、後から写真を見返してこれ美味しかったなあと思い出せるものが無かった。美味しいとメモしてるので美味しいとは思うのですが。記憶に引っかかる何かが無いのも事実でした。

 

東京で3万円ちょっとでこのレベルというのは良い部類だとは思うのですが、ちょっと変化が欲しいかなあ。地方だともっと安く食べれてしまうので。その意味でこちらのお店がどうとかではなく、東京で3万も4万も払って寿司を食べる事時代がオワコンなのかも知れません。

 

私はここ最近寿司ばかり食べていますが、基本的にはフレンチやイタリアンなど味のしっかりしたものを好むので、その意味で寿司屋も、口に入れた瞬間に何を食べてるか分かるようなネタを好みますし、シャリも酢の効いたものを好みます。その嗜好から考えるとあまりにオーソドックスなこちらは少し私の好みからは外れてしまったのかなと思います。逆を言えばオーソドックスな寿司が好きな人はこちらはどんぴしゃなのかも知れません。


とは言え偶々かも知れませんが東京のこれだけの人気店でありながら浮ついた客もおらず、大将の客あしらいも悪くない。その意味で通い詰める人が居てもおかしくありません。

御馳走様でした。

 

 

鮨 はしもと
03-5541-5578
東京都中央区新富1-8-2 grandir ginza east 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13238306/