サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

九州のとあるワインバー

とある寿司屋で飲んだ後、とあるワインバーへ。一度伺った事があるので2度目の訪問です。

 

ワイン3種で2900円というセットがあったのでこちらを。泡、白、赤の組み合わせは自由との事で今回は白、赤、赤でお願いしました。


白はニュージーランドリースリング

 

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見よ、この量。グラスの半分近くまで注いでくれます。適当にドバドバっと注いでくれるのでこちらが心配になる程。嬉しい悲鳴です。

 

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こちらのお店はワイン毎におつまみが付いてきます。リースリングにはなんとサラダ。フレンチドレッシングでしょうか、酸味のあるドレッシングがかかっており、リースリングとばっちし。


こちらのマスターですが、私の事を覚えていて下さいました。しかも何を飲んだかまで覚えてます。どうやら帰った後ノートを取っていたのか、伝えた記憶も無い名前や仕事まで覚えていらっしゃいます。これぞプロ。

 

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続いては赤。なんとニュイサンジョルジュの2008年。前回もそうだったのですが、2900円のセットとは思えないワインが出てきます。

官能的なピノ・ノワールの香りと仄かなタンニンが心地良い。ああ美味しい。先程の寿司屋での感動的な体験からずっと幸せに包まれています。

 

ここで隣にご夫婦が来られました。お二人でボトルの泡をオーダー。常連さんらしくマスターを中心に会話が生まれます。旦那さんがコテコテの訛りで気さくに話しかけて来てくれて楽しい。そう、私はとても愛想が良いのです。

 

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3杯目はブラインドで飲んでみてとの事で少しずつ2杯頂きます。2つともボルドーで左がカベルネソーヴィニヨン、右がメルローと答えると、見事に真逆でした。

 

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更にどう考えても右の方が高いと思いましたが、右は4級、左の方はまさかのマルゴーのグランクリュでした。私の舌なんてあてにならないものである。まあ良いや、マルゴーのグランクリュ飲めたし。

 

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すっかり良いワインも飲まして頂き楽しくなってきたので、追加で赤のグラスを。コートドニュイ。ああ、やっぱり私はブルゴーニュが好きだ。


隣のご夫婦は泡を飲み切り、ヴォーヌロマネをボトルで空けています。羨ましそうに見ていると兄ちゃん一杯やるよと何と御馳走になる事に。まじ!!と歓喜の瞬間。どんだけ物欲しそうな目をしていたのでしょうか。貧乏学生か私は。

 

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それまでも結構ワインを頂いてましたが、やっぱりヴォーヌロマネは良いですねえ。枯れ葉やキノコの様な香り、ニュイサンジョルジュを遥かに上回る柔らかく華やかな香り。余韻も長くいつまでも鼻腔に残ります。ああ、なんて幸せなんだろうか。

 

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あまりにご機嫌になったのでカレーを頼みました。このカレーも美味しいんですよね。オーソドックスながらスパイスの香りが嫌らしくなくそれでいて主張ははっきりとしています。このカレーとブルゴーニュが合うんだよなあ。

 

 

という事で飲みも飲み、食べも食べ6000円いきません。ヴォーヌロマネは奢ってもらったとは言え奇跡。


前回も思ったのですが全く商売っ気がありません。惜しげもなく良いワインをドバドバと注いでくれる。マスターはベテランでお客さんも常連さんが多く、気の良い人が多い。土地柄もあるのでしょうが、そこに加えて気取らず、でもワインが好きな人達が集まってくる奇跡の様なワインバーです。


マスターはあまり混むのが好きでは無さそうなので、こちらでは店名は伏せますが、本当に私にとって大切なワインバー。また必ず伺います。御馳走様でした。