サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

鳥つる-国際センター

名古屋と言えば名古屋コーチンが有名であり、焼鳥屋はいくつもありますが、今日はこちらに。ミシュランのビブグルマンにも選ばれています。
国際センターが最寄り駅ですが、名古屋駅からも15分程度歩けば着くぐらいの所です。
 
元々予約が取りづらく、最近はコロナだし当日予約でいけるだろと何度かトライするも撃沈していましたが、この日は運良く滑り込むことが出来ました。
 

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まずはビールで乾杯。薄張りのグラスが良いですし、何となくちゃんとしたお店なんだなと背筋が伸びます。

 
メニューは卓上備え付けの他におすすめメニューが。串の種類が豊富なのでお任せする事にしました。お腹いっぱいになりそうな時に声をかけて止めてもらうシステムです。その他はつまみやご飯ものも幾つかありました。
 
ちなみにお通しとして生のキャベツをカットしたものに塩昆布がかけられたものが出されますが、このキャベツが甘くて瑞々しく美味しい。ちゃんとこういったお通しのキャベツが美味しいのは良いですね。

 

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まずはささみ。中はレア状態であり、わさびをつけて頂きます。まあ普通に美味しいささみと言ったところ。最初なのでこれぐらいかも知れません。
 

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続いては牡蠣。この様な食べ方は珍しいですが、心から美味しい。私が元々牡蠣が好きだというのもありますが、火入れが丁度良く、中からは海のミルクが飛び出してきます。所謂焼牡蠣なのですが、火入れが素晴らしい分、美味しく感じます。
 

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牡蠣と言えばシャブリ、と思ったのですが白のグラスが2種類だけだったのでローヌのシュナンブランを。
 
味はまあ美味しいものだったのですが、店員のおねえちゃんが適当に入れている為、「あ、多くなっちゃった」と小声で漏らしており、密かにグッジョブと喜んでました。このおねえちゃんが中々に味があり、店主にタメ口聞いたり(奥さんでは無いと思います)、お客さんにも微妙にラフな感じで、店主とキャッキャやってたりして、それが嫌みの無い不思議な店員さんでした。おじさん受けしそう。
 

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続いては椎茸。これはもう炭の香りが抜群ですね。少し醤油が垂らされており、塩気もグッド。椎茸って焼きが一番美味しいと思う今日この頃。
 

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ぼんじり。これも炭の香りがいいですね。外はかりっと焼かれていますが、一口噛むと脂が爆ぜる。これぞ焼鳥。

 

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出ました、大好きな部位、ちょうちん。身の部分は柔らかく脂が強いですが、それが卵の黄身で綺麗に口の中でコーティングされていきます。ぷちっと黄身を割る瞬間が堪らないですね。鳥さん、ありがとう。

 

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次は新生姜と九条ネギを豚肉で巻いたもの。その名の通り生姜とネギのサクサクとした触感と爽やかさが丁度良い。
 
脂の強い部位が出てきているのでそろそろ赤ワインに移行します。グラスはアルゼンチンのカベルネしかないとの事で、ボトルで行く事に。

 

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カリピノをオーダー。4000円ちょっとぐらいという値段なりで単体で飲むといまいちでしたが、焼鳥と合わせると微妙な部分が隠れ、良い香りが強調されて中々良かったです。

 

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クラゲの梅和え。箸休めですね。クラゲのコリコリとした触感が良い。

 

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背肝。初めて聞く部位ですが、ふわっと口当たりの優しい肝の味と強い脂が特徴的でめちゃんこ美味しい。肝っぽさが強くないので苦手な人でも美味しく食べれそうです。若干フォアグラっぽいかも。赤ワインにはばっちりです。

 

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トマトリ串。ドライトマトと鶏肉の串。さっきから思いますが、結構脂の強い鶏肉ですが、それらを上手く野菜と合わせたりしてくどくないように食べさせてくれます。
 

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続いても変わり種、すき焼き串。ネギとえのきを牛肉で巻き、卵を付けて頂きます。味わいはまさにすき焼き。甘めのタレであり、またえのきの触感がシャキシャキといいですね。ここでもそれまでの串から変化が生まれ飽きない。良く考えられてるなあ。
 

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長芋で箸休め。最初のキャベツから野菜が美味しい。火の入れ方が抜群であり、野菜の瑞々しさが上手く引き出されているからでしょう。塩もしっかり振ってあります。
 

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漸く登場、エース、つくねの登板です。粗目にひかれた肉の中には軟骨が入っており触感が良いのはもちろん、思い切った火の入れ方であり、むしゃむしゃという表現がぴったり当てはまる食べ応え。人類としての原始記憶を呼び起こされそうです。狩りにでも行くか。

 

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しめじ。こうやってしめじを頂くのは珍しいですが、これも美味しいなあ。炭の香りときのこって合いますね。
 
しかしこう振り返ると良く食べるな、自分。もう少し食べます。
 

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軟骨です。がしっとした軟骨を噛み砕いていくのも、これもまた焼鳥の醍醐味ですね。
 

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ニラ巻き。これはもう間違いありません。ニラの香り、豚肉の脂、ベストマッチ。10本ぐらい食べたい。

 

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うずらの卵。とろとろ。流石に満腹になってきたし、大分酔ってきたので記憶が曖昧です。
 

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そして、フィナーレ。手羽先。皮がぷるぷる。もう食べれまへん。満足じゃ。
 
 


という事で、これでもかと食べ、ビール、白グラスに、赤ワインを一人で一本空けてしまいました。まだ週の半ばなんですけど。
 
お会計は11000円ちょっと。これだけ食べて飲んでるので納得の金額。普通の方ならまず1万円はいかず、普通は‪7000-8000‬円もあれば十分収まるでしょう。
 
鶏肉の脂の美味しさが光りました。どの個体も溢れるほどの脂であり、焼鳥を食べてるという強い満足感があります。それでいて飽きずに食べられるのは野菜と組み合わせたり、触感や味付けを少しづつ変化させているからであり、その発想も素晴らしい。何より野菜がしっかり美味しいのが良いですね。
 
これらも全て火入れの成せる技だと思います。また塩を思い切って振っているにも関わらずしょっぱさを感じないのも見事。焼鳥ってこんな美味しかったかなと思いました。
 
他の方を見ていると串を出している順番が微妙に違ったので、恐らく飲んでいるお酒に合わせて串を微妙に変えているのかも知れません。日本酒もそこそこ種類があり、ボトルワインもそこそこあったので、大将はお酒好きなんでしょうね。
 
串にハズレも無く、上記の通り流れやお酒を考えて出してくれるのでお任せがおススメです。そもそもメニューが多いから選ぶの大変ですし、素直に下駄を預けましょう。
 
いやー久々に美味しい焼鳥食べた。小さい店であり、故にあの火入れが実現できると考えると予約が困難なのも納得。次は誰かを連れて行って、もうこれ以上出せませんというぐらい食べたいと思います。ご馳走様でした。

 

 

鳥つる
052-589-1750
愛知県名古屋市中村区那古野1-46-15
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