サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

いち太-外苑前

南青山の裏路地にある和食店です。ミシュラン一つ星。この辺は流石の高級住宅街で雰囲気が良いですが、こちらのお店の外観もセンスが良い。お店に入る前からテンション上がります。

 

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カウンターが8席?に個室が2つ。この日は個室の利用です。料理に一切関係無いのですが店員の女の子の1人がむちゃんこ可愛いです。

 

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まぜはビールで。マスターズドリーム。850円という値段はこのレベルであれば妥当でしょうか。薄張りのグラスに注ぎ方も完璧。さあ食べるぞ。

 

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まずはホタルイカ。春だなあ。3月に入ってホタルイカを出す所が増えてきました。

ホタルイカの下にはホタルイカを刻んで薬味やなんやらを混ぜているのですが味わいがはっきりしており先付けとしてぴったり。最初から日本酒行けば良かったかも。

 

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お次は太刀魚を揚げたもの。タラの芽も乗っています。

これも相当に美味しい。太刀魚はサクッと、ふわっと揚げられて軽い食感。タラの芽はジューシーでその苦味が鮮やか。お出汁がしっかりした味であり、少し一味が入ってるのでしょうか。後味がピリッとするのも良い。

 


日本酒へ。メニューにはあまりラインアップは無いですが、載せていないメニューもあるとの事で、まずは純米の辛口をオーダー。

 

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日高見。ドライな味わいながら香りがいいですね。ワインも日本酒も香りが華やかなものが好きです。ちなみに値段は一合で1000円〜2000円程度と幅広いです。

 

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出ました。トラフグの白子が入った雑炊。中には身も入っています。その濃厚な味わいもさる事ながら、胡椒が炙られているので香りが抜群に良い。さっきからはっきりとした方向性で大好き。

 

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金目鯛と竹の子のお吸い物。金目鯛はしっかりと焼かれており、その香ばしさと身の甘味が抜群。竹の子も春らしい清々しい味であり丼で飲みたい。

 

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お刺身は赤貝とカンパチ。お醤油とポン酢で。これは美味しいですがこれまでと比べると普通でしょうか。ポン酢がかなりしっかりした味わいであり、魚の味が少し負けてしまっていました。

 

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ホワイトアスパラガスを焼いたものの上には雲丹。ホワイトアスパラガスのそのジューシーさが見事。雲丹も寿司にしても問題無いぐらい濃厚。さっきから出汁が美味しい。食材の邪魔はせずともしっかりとした出汁の味です。

 

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マナガツオ。原木椎茸とばちこが載っています。マナガツオは溢れる脂が素晴らしい。これを日本酒で流す幸せ。原木椎茸も椎茸の強い旨味と香りで大好き。ばちこは日本酒が幾らあっても足りません。

 

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写真はそこまでありませんが結構飲んでます。

 

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松葉蟹の身と新わかめ。ゼンマイも入っています。蟹は勿論の美味しさなのですが、ワカメが負けず劣らずの美味しさ。磯の香りとシャキシャキとした食感は今までのワカメはなんだったのかと後悔するほど。あと地味にゼンマイも美味しかった。

 

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さて〆はこちらの名物、十割そば。4種類から選べますが私は蛤のスープのお蕎麦を。よく考えたら昼にもむぎとオリーブで蛤出汁の日本そばの様なものを食べていました。この様な事をやりがち。

 

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薬味はこんな感じです。

もうこれは抜群に美味しい。お出汁は勿論、蕎麦自体が負けない良い香り。蛤の身も冗談かというぐらい濃厚。〆なのに日本酒飲みたくなってきた。


そこそこ満足でデザートかなあと思っていると、もし宜しければお代わりはいかがですか?とのお声がけ。はい、喜んで!と思わず返事しそうに。

 

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2回目は胡麻のお蕎麦。ゴマの漬けダレに付けて頂きます。これも胡麻ダレがしっかりとした味わいながら、負けない蕎麦の香り。蕎麦の名店にも負けない味。

 

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蕎麦湯も頂けます。特濃でありめちゃんこ熱いので気を付けましょう。当たり前ですが蕎麦湯もすんごい美味しかった。

 

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最後は酒粕のパンナコッタ。上のジュレシャンパンであり濃厚。最後まで美味しかった。

 


外観を見た時の期待感は一皿毎に確信に変わる様な素晴らしいお店でした。和食の佳店の特徴である、出汁がしっかりしており、何を食べているかはっきりとわかる料理でした。何一つ味わいがぼんやりとする事なく、季節感に溢れて、ああ美味しい和食だなあとずっと続く満足感があります。


料理で税サ別で2万円は良いディールの部類。これに日本酒4合とビール2杯で2人で料理と合わせて28000円ほど。超高級食材でなくとも旬のものをちゃんと美味しく食べさせてくれるのは和食の佳店ならでは。ワインなどに比べ日本酒の値付けが安めなので物凄い値段にもならないのが良いですね。


もちろん高級店なのですが居心地も良く、何となく両親なんかも連れてきたいお店だなと感じました。大将は最後のお見送りの時にしかお会いしませんでしたが物腰の柔らかい、料理を表すような人柄でした。


良いお店だなあ。あと何度も言いますが女の子がめちゃくそ可愛かった。また伺います。御馳走様でした。

 

 

いち太
03-6455-4023
東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA346 101
https://tabelog.com/tokyo/A1306/A130603/13176396/