最近和食系統が続いており気軽にご飯食べれてワインが飲める店をと思い、伏見の雑居ビル?の地下にあるこちらに。
和食が続いてなどと書いてますがよく考えたら1週間前にレヴォ行ってがっつりフレンチとワイン頂いてました。それぐらい適当な人間です。
サラリーマンらしくまずはビール。
黒オリーブに肉を詰めて焼いたもの。単純な料理ですが塩気がちょうど良く酒のつまみとして最適。
上にあるのは金柑のピクルス。まさに金柑と言うゴールドの色が綺麗。金柑の甘味と苦味の他に僅かな酸味が入り、見た目と調理以上に複雑な味わい。浅漬け程度なのか酸味が弱目であり甘味と苦味が失われていません。発想の勝利ですね。
グランドメニュー以外にも黒板にオススメメニューがあり、金柑のピクルスはこちらから。写真が遠いのは暗くてよく見えなかった為です。ならアップすれば良いじゃんと今になって気付きました。
アルザスのブレンドを。ミネラルと華やかな香り、口当たりは若干甘い感じがしますがキリッとしている正にアルザスらしいワイン。思惑通り金柑にぴったりです。
写真が死ぬほどボケていますが、雰囲気だけでもつかめればと思い、エスカルゴのフリットです。上にはパセリを揚げたもの、下にはじゃがいものピューレが。もっとエスカルゴ感があると尚良かったと思いますがこちらも塩気の具合が良く酒が進む。
南オーストラリアのシャルドネ。パワフルながらも深みがあり樽の香りも仄かに。これ美味しいなあ。揚げ物頼んでるのでこれぐらいパワフルなシャルドネが良いですね。これぞ私のセンス。
椎茸と熟成グアンチャーレのソテー。椎茸大好き。グアンチャーレはちょっと少な過ぎて良くわかりませんでした。
ここから赤に。品種を忘れましたがイタリアのものです。香りが際立ち、飲み口は若干のタンニンで後味さわやか。これがグラスで900円とは素晴らしい。しいたけとベストマッチ。私のセンス炸裂しまくりです。
牡蠣のグラタン。牡蠣は美味しいのですがホワイトソースがあと一歩か。少し粉っぽかった。
大分食べてますがこちらのスペシャリテであるハンバーグは意地でも食べなければいけません。
ハンバーグに合わせてネッピオーロを。先程より更に香り高く華やか。芸術的。香りを嗅ぐだけで満たされる。これが1000円は安いなあ。
ハンバーグ登場。黒胡椒のハンバーグを200gで。150gからオーダー出来るのについつい。
ナイフを入れると溢れる肉汁。相変わらず美味い。ハンバーグだけで店やってけるレベル。最近は所謂赤身肉の肉肉しいハンバーグもありますが、こういった肉汁系も良いなあと思わせてくれます。ネッピオーロとも相性抜群。
ビール一杯とワインをグラスで赤白2杯ずつ、料理6品で11000円強。結構いってしまいましたが普通の人なら同じ量で2人でも良いと思います。そう考えると安い。
こちらは料理が美味しいしメニューも豊富なのが良いですね。ワインもグラスの取り揃えが良くバーでありながら食べながら飲むには最適です。ハンバーグは必食。
ワインもグラスで基本は1000円以下でカラフェもあり使い勝手が良いのもグッド。次はカラフェにしようかな。
ただこの店喫煙可なんですよね。ワインが多いのにこれはやめて欲しい。それだからかサラリーマンのグループなども来て騒がしい時もあります。今回は何故かガラガラだったのでタバコの匂いも無く静かに頂けましたが。
そこだけ惜しいんだけどな。でもまた行きます。それぐらいワインは結構良いしご飯も美味しいお店です。