ブエノスアイレス市内には数多のステーキ屋がありますが、その中でも特に有名なこちらに。
昼の12時に開店ですが、並ぶと聞いていたので11時半過ぎに到着。少し待った後に行列に並ぶ様お店の指示が出ます。この時点で5組程度でしたが、開店前には20組弱待っていました。土曜日の昼とはいえ、通常13時や14時からがアルゼンチンの通常のランチタイム開始と考えると凄い人気です。
待っている間にはスパークリングワインが並んでいる人に無料で振舞われます。
このサービスもそうなんですが、南米にあるまじきオペレーションの素晴らしさです。この後の店内でもウェイターはみんな英語喋れますし、サービスも悪くありませんでした。このスパークリングワインも別に特段美味しいものではないし恐らく安物でしょうが、こういった気の遣い方が出来るのが人気の一つなのかも知れません。
(ちなみに1時間以上待つ様な時はエンパナーダも振舞われる様です。これからステーキ食べるのに流石に要らない気がしますが。)
さて、店内へ。大きなお店ですが2階もあり、そちらに。照明は暗め。客層は半分外国人、半分現地の方という感じでしょうか。
パンは普通です。こっちでは食べれる程度であればかなり良い部類です。
ちょっと写真があれですが、ソーセージです。ジューシーで塩気が強くて美味しい。割と粗挽きでボロボロと崩れてしまうのが残念ですが旨味はしっかり。
ここから40分程度かかってようやくステーキが。注文するのが少し遅かっただけなので、すぐ注文すれば10ー20分程度で出てきそうです。(隣の中国人客は早かった)
リブアイとモモ肉をシェアで。ちなみに一つで500g以上あります。
こちらでは珍しく塩気が控え目なステーキです。
肉の旨味は流石。ガリッと焼かれた外側は炭の香り、赤身の残る内側はジューシーで肉を食べてる感満載です。
付け合わせではポテトとアスパラのソテーとサラダを。これはまあ普通の付け合わせです。
所謂和牛の様な柔らかい肉質では無いので、顎の力は居るんですが、逆に脂が少ないので食べていてもそこまで飽きが来ない。それと冷めても結構食べれます。
にしても凄い量だ。付け合わせが要らないぐらいの量。
マルベック1本を付けて一人2500ペソぐらい。少しお高めではありますが、美味しいですし、オペレーションも考えると満足。また行きたい。
はち切れるほど食べたのに近くのジェラート屋でピスタチオとチョコのジェラートを頂く私。デブ真っしぐら。
Don Julio Parrilla
https://www.parrilladonjulio.com