サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

Mendoza Winery Tour 2019 - Day2

メンドーサのワイナリーを巡るツアーの2日目です。

 

 

今日はUco ValleyというMendozaの市内から車で1時間半程の所まで行きます。

 

 



この日の1軒目はGimenez Rilliというワイナリー。

http://www.gimenezriili.com

 

 

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昨日もそうでしたが、こちらも建物がヨーロッパチックでとても良い。そしてこの日も天気が悪い。途中雨にも降られました。

 

 

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ランチはこちらではありませんでしたが、ダイニングでテイスティングをします。暗くて見えませんが、奥には暖炉などもあり正にリゾートと言った感じ。

 

 

 

さて、テイスティングの前に実際に醸造しているところを見学。

 

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完全素人なので、樽で熟成した後にステンレスタンクへ移し替えのをこの時初めて知りました。樽はフレンチオークが多く、アメリカンオークもあるとの事。ここでまだ瓶詰めしていない今年作ったメルローを頂きました。まあ普通です。

 

 

さてこの後ダイニングに戻りテイスティングをするのですが、グラスに注いだらボトルは持って帰ってしまうのでエチケットも取れず、従って写真も無し。ここに限らず初日の2軒目を除いて、みんなボトルを持ち帰ってしまうので何を飲んだか分からなくなります。ランチを食べる所はメニューに記載があるので良いですが。

 

 

泡を1杯、白を1杯、赤を2杯だったかと思いますが、あまり印象に残らず。個人的にはチーズなりナッツなりつまみが欲しいのですが出してくれないんですよね。頼んだら持ってきてくれそうな気が今はしています。

 

 

4杯飲んでじゃあ買うかと料金表を持ってきてもらうと何故か米ドル、そして平均30米ドル程。ちなみに他に3軒行きましたが、どこもペソ払いでしたし、価格も高いもので1500ペソ(3000円弱ぐらい)です。

 

ファミリー経営なのにえらい綺麗な建物だし、増築もしてるし、ビールも作り始めたとの事でえらい景気良いなと思ってましたが、ここに理由がありますね。外人相手に若干ぼったくってる気がします。

 

なんかがっかりしましたが、典型的日本人である私は買わないのは悪いのではと考えてしまい適当なものを1本買ってしまいました。目の前で否定的な事を言えない気の弱い日本人なんです、私。

 

 

 

 

 

 

 

さて、気を取直して次のワイナリーへ。

 

 2軒目はMonteviejo。

https://wines.monteviejo.com.ar

 

今回伺った4軒の中で圧倒的に大きいです。どうやらフランス資本であり、同じ敷地内に他ブランドも4軒ほど経営しているとの事。確かに馬鹿でかく、入口の門を入ってからMonteviejoの建物に着くまで10分ぐらい車でかかりました。

 

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これ全部同じ会社が経営してるそうです。この一角だけでなく360°こんな感じで広大な事この上無し。 日本では考えられないスケールです。

 

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こんな感じでどこの畑で何の品種を作っているかの地図まであります。やっぱり殆どMalbecですね。この生産割合は街のワインショップで売っている品種の割合と大体同じです。

 

 

 

 


さて、お腹も減ったのでランチ。こちらのランチは有名らしく、昨日行ったワイナリーでもあそこはかなり良いぞと太鼓判を押されました。

 

 

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ダイニングと同じフロアの反対側にあるカウンターとソファのエリア。お洒落です。

 

 

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席からはこんな感じでワイン畑が見通せます。天気が良ければアンデス山脈も見えるそうです。つくづく曇天が恨めしい。割と晴れ男なんだけどなあ。

 

 

 

さてメニューです。こちらも英語が併記されているので分かりやすいです。

 

 

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こちらもそうなんですが、単一品種よりブレンドの方が高級グレードである場合が多いんですよね。何でなんでしょうか。

 

 

 

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さて、最初はシャルドネ。若干の樽香とハチミツのような香り。食欲が湧きます。

 

地味にパンが美味い。昨日と同じく塩気が強く、腹ペコの私はとりあえず腹ごなしに一つ秒で頂きました。

 

 

 

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薄く切って揚げ焼きしたナスの中にはクリームチーズが入っていて、ハチミツがかかっているので甘いです。最初から甘いものは、というのはありますがシャルドネとは相性が良い。黒い粉は何でしょうか。ミントとメニューに記載ありますが、舐めてもよく分かりませんでした。

 

 

 

 

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アスパラガスに薄いポーチドエッグ(といっても卵白だけ?)です。

まずソースが美味しい。卵の風味が強く若干の酸味があります。

また右下の粉が良いアクセントになっています。表現は悪いですがコンポタージュ味のうまい棒を粉にした様な風味。アスパラガスのさっぱりとした味とよく合います。

 

こちらに合わせてMalbecを飲んだらしいのですが、あまり記憶に残らず。Malbec飲み過ぎてどれがどれだか分からなくなっていますが、バカ舌なだけかも知れません。

 

 

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メインは昨日に続いてフィレミニョン。右下はガーリックのソースで、左上は中にキヌアが入っています。

 

フィレミニョンは流石の一言。昨日よりは脂が少なく感じますが、余計に赤身肉の旨味が感じられます。ガーリックのソースを付けなくても十分濃厚です。

 

一方きゅうりに包まれたキヌアはリゾットとメニューには記載ありますが、ただのキヌアです。キヌアってそんな美味しいものではないと思うのですが、何故かアルゼンチンではよく出てきます。

 

こちらにはMalbec 80%、Syrah 20%のブレンドを。

これは濃厚かつ深みも感じられ、凝縮されたブドウを感じます。やはり自分はMalbecよりシラーの方が好きなんだなと思った一瞬でもありました。

 

 

 

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デザートはマルベックのソースがかかったセミフレッドのようなもの。

こちらはMalbecの香りが良いのですが、甘味が強過ぎる印象。泡と合わせてでしたが、合いませんでした。

 

 

 

 

食事自体は昨日のRuca Malenの方が個人的には好みでしたが、どちらも料理そのものが普通に美味しく満足しました。Monteviejoはフランス資本なだけあり、見せ方や空間の作り方、風景が綺麗なので、総体的な満足度としては引けを取りません。

 




 

 

 

これにてワイナリーツアーは終了。しかし良かった。日本のワイナリーもこの様なワイナリー作りをした方が良いと本気で思います。

 

日本のワイナリーはそもそも魅せられる様に作られておらず(もちろんそれが本来の姿なのかも知れませんが)、どこか田舎臭いところが多いですが、こちらは流石にフランス人が関わっているからかとても洗練されていて、南米の国とは思えないほど綺麗で、料理も美味しい。

 

もちろん豊富な土地という条件もありますが、同じ様な形態を北海道でやったらウケる事間違い無しだと思います。日本人だけでなくインバウンド需要も取り込めますし、地元の食材を使ったフレンチやイタリアン、和食でもワインに合う料理さえ作れば確実に集客出来る気がします。

 

今回は泊まりませんでしたが、ワイナリーに宿泊施設が併設されているところも多く、この辺は学ぶところが多いですね。誰かお金持ちが5億円ぐらいくれたらやってみたい、そう思う旅でした。