サイゼリヤからロブションまで

サイゼリヤの様な格安店からロブションの様なミシュラン三つ星店まで。東京はもちろん地方の小都市のお店まで。日本国内はもちろん海外まで。幅広く伺ったお店を紹介しています。

うどん慶-小倉

まつ山で美味しい料理と日本酒をしこたま頂き、リオンでワインをしこたま飲んで店を出ると雪。時刻はてっぺん近くであり人も殆どおらず、一年の最後感が急に出てきました。と言う事で、〆に向かいます。食べすぎ。


時刻は午前0時前で先客0。流石にこの時期の年末なのでお客さん少ないですね。お店自体は夜中の2時までやってるそうです。


私は肉うどん550円をオーダー。

 

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待つ事5分弱で着丼。さすが福岡のうどんらしく透き通った汁です。


麺は少し細目。福岡のうどんらしい柔らかくもグニッと弾ける様な食感があります。やっぱり美味しいなあ。


出汁が良い。牧のうどんや資さんうどんのようなチェーン店より雑味のない綺麗な出汁で、身体にすーっと入ってきます。また肉は甘く煮ており、見た目は薄目ですが、しっかりした味付けです。

 


いやー美味しかった。昆布出汁と柔らかくも弾力のある麺と福岡うどんど真ん中という感じですが、出汁の綺麗さが心に残りました。


散々食べて飲んで、でも最後にこういううどんを頂くと何故かホッとした気持ちになる。私は福岡の人間ではないですが、なんとなく実家に帰って来たような安心感があります。


小倉の繁華街からも近く夜中の2時まで営業と使い勝手も抜群。また小倉で飲みまくった時に伺います。御馳走様でした。

 

 

うどん慶
093-513-3058
福岡県北九州市小倉北区紺屋町10-5 1F
https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40049499/

リオン ザ バー-平和通

まつ山で食事をした後、小倉まで戻って来てワインバーを物色。しかし年末なので全然空いていません。漸く空いているのを見つけたこちらへお邪魔しました。我ながらあれだけ日本酒を飲んでいながらよう飲むな。


店内はカウンターのみで暗く、正にバーという雰囲気。ワインバーではなく完全にバーです。大人のカップルがカクテルを楽しむ、そんな感じです。ワインバーはオーセンティックなバーに比べて割とラフな感じが多いので思わず背筋が伸びます。

 

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まずはシャルドネをお願いすると、南アのシャルドネ。樽香はしっかりなのですが、酸が綺麗に出ていて素晴らしく美味しい。ここまで樽香と酸のバランスが良いワインは中々ありません。最近で1番好きなシャルドネでした。

 

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ドイツのシュペートプルグンダー(ピノノワール)。これは自宅でも飲んだ事がありますが、ピノらしい華やかさがあってコスパが良いワインです。ピノの色ってバーに映えるなあ。

 

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珍しいもので南アのピノタージュ。まるでイチゴキャンディーの様で酸も穏やか。森七菜みたいにチャーミングなワインです。思わずスマイル。

 

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御通しで自家製ビーフジャーキーが出て来たのですが、これが美味しい。脂の多い部位なのか脂の味がしっかりするのですが、嫌らしさが無く適度に味が濃い。お陰でワインもスイスイ進みます。

 

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南イタリアのプリミティーボ。なんぼほど飲むねん。果実味が強く、樽の香りがあり、熟成されたジンファンデルの様。ビーフジャーキーにぴったりです。


と言う事でグラスで4杯飲んで、しめて5800円。まじか。想像の3割ぐらい安い。これは良いところを見つけました。

 


前述の通りワインバーというより雰囲気の良いバーであり、極めて落ち着いて飲む事が出来ます。他のお客さんはカクテルやウイスキーを飲んでいました。


故にそこまでワインに期待はしていなかったのですが、そこら辺のワインバー並かそれ以上のラインアップであり、しかもちゃんと美味しいものを選んでいます。ブルゴーニュボルドーは高いからニューワールド系が多いと仰ってましたが、例えばシャルドネなどはブルゴーニュの1級レベルの美味しさであり、マスターは相当にワイン偏差値が高い。


1人でしっぽりでも良いですし、デートの2軒目でも最適。私がまだ20代なら決めるデートではここを使います。そもそもバーってそう言うもんですよね。


もしかしたら小倉は相当に夜のレベルが高いのかも知れない。北九州民が本気で羨ましくなった夜でした。御馳走様でした。

 

 

リオン ザ バー
093-513-7761
福岡県北九州市小倉北区鍛治町1丁目7-8 第三キヘイビル2F
https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400401/40020725/

牧のうどん 新宮店-新宮

年末のこの日大寒波が日本海側を襲う中、博多から小倉へ移動していましたが、山中で雪に降られる始末。

 

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雨が凍っただけの粒が吹き荒れ、リアルに死ぬほど寒い。しかし山中故に逃げ場も無く前に進むしかありません。きっと車の人はこんな中自転車で走るなんて頭おかしいと思っていたでしょう。私もそう思います。


そんな中こちらを発見し思わずピットイン。そう、私の大好きな牧のうどんです。


身体が冷え切っていたのでごぼ天うどんをオーダー。

 

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待つ事5分もかからず着丼。これこれ。

 

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昆布出汁のスープはいつも通り分かりやすい味わい。麺は本店で頂いた時より柔目に感じました。しかしやはりこの麺が美味い。


ごぼ天はサクサクホクホク。まあ雑な揚げ方ではありますが、衣が出汁を吸って最後の方ブヨブヨになるのも私は結構好き。


とにかく温かい。あまりに身体が冷え切っていた事もあり、薬缶の出汁もほぼ飲み尽くしました。最初来た時はこんなに出汁を追加するわけないだろと思っていたのですが、すっかりがぶ飲み。

 

 

やはり美味しい。初めて食べたのは真夏でその時も美味しいと感じましたが、寒い冬に食べるとまた格別。湯気が立ち上り、息を吹きかけながら麺を啜るのは根源的な欲求なのかも知れないと思わせてくれます。


隣ではトラック運転手と思わしきおっちゃんが肉うどんを無心で啜っていました。また年末だったからか年越しそば、うどんを買いにくる家族連れもひっきりなし。うどんはみんなのものである。


このまま牧のうどん全店舗制覇したい。そんな気になって来ました。御馳走様でした。

 

 

牧のうどん 新宮店
092-963-3341
福岡県糟屋郡新宮町大字原上1398-1
https://tabelog.com/fukuoka/A4003/A400303/40006360/

御料理 まつ山-黒崎

年末も年末のこの日、大寒波が日本海側を襲い、福岡も雪。細かな雪が舞う年末感バリバリな中、こちらにお邪魔しました。2021年2月時点で食べログは4.44、ミシュラン一つ星です。


北九州と言えば小倉ですが、そこから電車に揺られ黒崎駅へ。駅前のデパートは潰れ、人通りも疎ら。駅前でもそんな感じなのに、更に路地裏に入っていきます。ほんまにあるんかいなと思いましたがほんまにあります。


店内はカウンターが6席と清潔でこじんまりとしています。和食の星付きという事で勝手にそれなりのご年齢を想像していましたが、大将はまだ結構お若そうです。

 

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今日使う食材のプレゼンテーション。昆布森の雲丹と石川の香箱蟹。蟹さんからは外子がはみ出しまくっちゃってます。後で美味しく食べてやるからな。

 

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まずは玉露で胃を温めてから飲み物。特別にという事で新政No.6のスパークリングを。見た目通りクリスマス用のものらしいのですが、まだ残っていたので特別にお出し頂けました。シャンパーニュの様な豊潤な香りで普通のNo.6より美味しかった気がします。

 

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箱に入った八寸。

 

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左からとんぶりのなんやかんや、海老芋を一旦揚げて漉したもの、くわいのチップス、雲丹の下にアカイカの酢味噌和え、海鼠、です。上品かつ輪郭のはっきりした味わいであり美味。特に海鼠は凄い弾力で他のお客さんも驚いていました。

 

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新政を秒で飲み干し次の日本酒へ。貴なんですが、こんなラベルあるんですね。日本酒はペアリングという形で料理に合わせておちょこ一杯分入れて頂けます。いっぱい飲みたければ大きなおちょこで、少なくて良い人は頼まなかったり小さいおちょこにしたりとフレキシブル。良いですね、これ。

 

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鯖寿司。手前は千枚漬けを巻いたもの、奥は炭を押し付けたものです。千枚漬けはさっぱり、炭は香りとコントラスト。鯖の香りがもう少しあると良かったですが、さっぱりとした酢の〆方が良い。また海苔もちゃんと美味しかった。

 

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お椀は失念してしまったのですが揚げたものを鮪出汁に。鮪出汁の香りが店内に充満。鰹よりも上品な香りです。また揚げ物が少しずつ出汁に溶け出して味わいが変化するのも見事。

 

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こちらは鰆。なんと綺麗な身なのでしょう。藍の鰆と言って藍島で取れる鰆をブランド化したものだそうです。あの照寿司の大将も藍の鰆のホームページに出てます。

 

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その鰆は刺身で。なんじゃこれは。身がクリアーで脂のノリも良いけど香りが抜群です。土佐醤油とネギと辛子を漬けると、もはや鮪の様な綺麗な身と脂の味。私は天草の鰆がNo.1だと思っていましたが、この瞬間トップに踊り出ました。というかもはや別物です。

 

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土佐しらぎく。超スッキリで香り良く大好きな日本酒です。

 

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厚岸仙鳳士の生牡蠣はなんとクリームソースと合わせて頂きます。うわーこれむちゃんこ美味しいな。クリームソースのもったり感を桜大根が中和。計算され尽くされた一品です。

 

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酒がポンポン出てくる。おちょこ2つでぐいぐい行きます。幸せや。

 

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最初に見た香箱蟹が登場。外子と内子の下には蟹の身がぎっちぎちに詰まっています。私は蟹がとりわけ好きという訳ではないのですが、これは美味しいですねえ。身が甘く、内子と外子も日本酒と合います。年の瀬だなあ。

 

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熊本の赤牛。見よ、この綺麗な身。食べる前から幸せが約束された瞬間です。

 

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肉を待つ間も間髪入れずお酒が。しかしこんなに多種類の日本酒を一度に飲むのは初めて。控えめに言ってすげえ嬉しい。

 

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お肉が到着。左から生胡椒、マスタード、国産のハラペーニョ。優勝です有難うございます。左から食べて下さいとの事ですが、そもそもの肉自体の味が濃い上に、味の変化もあってもっともっと食べたくなる。日本酒とのペアリングも完璧。これだけ取ってみても淡如雲と同等かそれ以上と感じました。

 

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このペースすごくないですか?従量課金制では無いっぽい気がするのですが、ここまで来るとどうでも良くなってきます。

 

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柚子のお椀に入ったのはまたしても蟹。しかしながら蕪が主題であり、しっかりとした出汁に柚子と蕪の香りで冬を感じさせるものでした。

 

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ご飯と共に味噌汁が来ました。セリ、クレソン、鶏肉と白味噌と、もはや何料理だか分かりませんが、味噌汁には違いありません。鶏肉や野菜がゴロゴロ入っており、ご飯が進む。途中で柚子胡椒を入れて味変するアイディアも素晴らしい。

 

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ご飯のお供は縮緬雑魚、漬物に、

 

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ぬおーなんやこれ。先程のお肉の切れ端を甘辛く炒めて、卵黄の上におき、自家製のカラスミをふりかけたものです。こんなんずるい。うまいに決まってます。完璧なご飯のお供です。

 

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これで終わりかと思ったらメヒカリまで出てきました。肉とメヒカリでもう幸せの絶頂。ご飯一杯が小さかったこともあり5杯食べました。余は満足じゃ。しかも残りはおにぎりで貰いました。

 

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デザート。自家製の杏仁豆腐に、りんご、洋梨、苺、カマンベールチーズ。複雑な構成要素ですが、杏仁豆腐をベースに色々な香り、味わいが楽しめます。りんごの香りも良いし、カマンベールの塩気と杏仁豆腐もマッチ。すごいなあ。なんでもケーキ屋を今度博多でやるらしいのですが、なるほど確かに甘味が素晴らしい。

 

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最後は抹茶と金平糖金平糖の周りが少ししょっぱくて美味しかった。

 

 

いやー美味しかった。食材も豪華ですが、食べさせ方が上手いですね。後半に向けてぐわーっと上がってくるので凄く楽しめました。


大将はご自身も良く食べに行くと仰ってましたが、そういうのが良く分かる料理、味付け、流れでした。グルマンのツボが良くわかっていて、食べる事が大好きなのが料理から伝わってきます。


日本酒のペアリングも良い。料理と一緒で酒飲みの飲ませ方であり、その意味で食べるのも飲むのも大好きな人は間違いなく好きでしょう。


そう言う意味で銀座しのはらと印象的には似ています。でもこちらの方がもっと繊細であり、地方でやる意味を感じました。大将の接客もいい意味でこなれており、女将との連携もばっちし。


一方で残念だったのは価格の不透明さ。料理が2万の税別サービス込で日本酒ペアリングが5000円だったのですが、お会計は33000円でした。こういうの本当に勿体無いですね。全体的な満足感としては値段からすると良いぐらいなのですが。


と言う事で2万円台ならもっと良かったけど、味は確か。この店に行くために黒崎に行く必然性を感じます。めちゃくちゃ予約が取りづらい、というわけでは無いのも良いですね。また季節を変えてお邪魔します。御馳走様でした。

 

 

御料理 まつ山
093-642-2278
福岡県北九州市八幡西区藤田2-1-10
https://tabelog.com/fukuoka/A4004/A400404/40028665/

シェモリタ-渡辺通

フレンチを食べたのにワインを全然飲まず完全に消化不良の夜。博多の街を彷徨いますが、年末という事とコロナのおかげで目星のワインバーが悉く閉まっている始末。雨も降り完全に難民になるも意地で探し続け、こちらを発見しました。冬の雨の中50分も彷徨った自分を褒めてあげたい。


店内は正にワインバーといった雰囲気。ベテランそうなマスターと奥様がいらっしゃいました。後から知りましたが、マスターはマスターソムリエで福岡でも有名なソムリエだそうです。

 


メニューを拝見すると王道と言ったラインアップ。グラスも豊富です。

 

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その中からまずはシャサーニュモンラッシェ。ヴィンテージが若くもう少し熟成感があると良かったですが、1600円とお値打ち。ああ、私はこういうのが飲みたかったのだ。さっきの平目のポワレと一緒に飲みたかった。

 

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オリーブをつまみに飲みます。遥々歩いてきて良かった。

 

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マスターが興味あれば、という事で1985年当時のトゥールジャルダンのメニューとワインリストを出して下さいました。その後もブルゴーニュに研修に行った時の写真なんかが出てきたので、ニューオータニでソムリエをやっていたのだと合点がいく。なるほどホテルマンらしい振舞いな気がします。

 

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続いてはヴォーヌロマネ。こちらもヴィンテージが若いながら1800円と安い。私もブルゴーニュに行きたい。どうにかならんもんか。

 

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まだお腹にスペースがあったので、オススメのゴルゴンゾーラペンネを。うわーこれはゴルゴンゾーラがむちゃんこ濃くて美味い。味付けはゴルゴンゾーラと生クリームのみとの事ですが、豊潤な青カビチーズの香りと塩気がワインを呼ぶ。

 

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という事でシャトーバタイエを。5級が2000円だもんなあ。素晴らしい。


という事でしめて8000円ちょっと。おお、これはリーズナブルですねえ。このクラスのワインを頂いて軽い食事まで頂いてこの価格は素晴らしいの一言。チャージなんてたった300円ですからね。

 


コスパが良いだけでなく、サービスも良い。流石ホテルマンといったサービスであり、またこの日は偶々奥様がいらっしゃり、とても物腰柔らかく、楽しくお話させて頂きました。そんな居心地の良さも感じることが出来ます。


ボトルも比較的安く、つまみ程度のフードメニューもあり、使い勝手も良い。正に2軒目、3軒目にぴったり。これから博多に来る度に寄ってしまいそうです。御馳走様でした。

 

 

シェモリタ
092-406-4806
福岡県福岡市中央区渡辺通2-9-9 ニューガイア渡辺通ビル 3F
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400103/40051527/

ル マルシャンド ボヌール-薬院

私はぼっち飯が多い為、必然的に寿司や和食が多くなりますが、本来はフレンチやイタリアンの方が好き。という事でこちらにお邪魔しました。ミシュラン一つ星です。


シェフはこちらのお店の前は京都のランベリーというレストランでシェフをやられていたとのこと。どこかで聞いたことあるなと思ったらアリーニュのシェフと同じお店でした。(アリーニュのシェフがランベリーではスーシェフだったそうです。)

 

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今夜のメニューはこんな感じ。ドリンクを拝見するとグラスワインは赤白3種ずつ。なのですが、日本ワインが半分ぐらいだったり、白は何故かピノグリが3種中2種と首を傾げるラインアップ。日本ワインは良いとしてもピノグリが2種はよく分かりません。

 

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暫く悩みましたが、どれもピンとこないのでビールで濁す。ビールは正義である。

 

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まずは糸島で取れた黒米を使ったクロッカン。見た目通りパリパリと食感が良く、また黒米の風味が良い。

 

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こちらは分かりづらいですが、イソギンチャクの唐揚げだそうです。イソギンチャクって食べれるんやと思っていると、何でも柳川の方では食べるそうです。肝心の味ですが、鶏肉と白身魚の中間の様な感じで臭みはありません。美味しいのですが居酒屋のつまみの様でもあり、フレンチで食べるものかというと?という感じ。

 

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菊芋のポタージュ。これも糸島産。まあ菊芋のポタージュなのですが、見た目が華やかで生ハムやナッツでアクセントを付けていて素直に美味しい。


流石にずっとビールもキツいので白のグラスを。ココファームの農民ドライ。花のような香りで飲み口はドライ。何にでも合わせやすいものでした。

 

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パンは普通です。

 

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鯖とコールラビという野菜。これはもう鯖の燻製香がバリバリ。コールラビも悪くなく、ホタテも甘い。フレンチというより和食ですね。

 

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フォアグラのテリーヌ。手前は蜜柑のジャムです。蜜柑のアイディアは悪く無いのですが、味が極めて凡庸です。美味しいのは美味しいのですが、食べたそばから記憶の淵からこぼれ落ちてしまいました。あとプレゼンテーションが今ひとつ。


次は魚料理という事で、ピノグリ以外で唯一あるブルゴーニュブランをオーダーしたのですが、まさかのシャブリ地区。暗雲が立ち込めます。

 

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そして出てきたのは平目のポワレ。下に海老と大麦ののリゾットが隠れています。平目というよりじゃがいものエスプーマとリゾットの海老の存在感がはっきりしており美味。美味しいのですが、いかんせん先のブルゴーニュブランとまるで合わない。どうしてこんなラインアップなんだろうか。

 

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肉料理は鴨の胸肉のロースト。これはジビエらしいタフな味と香りで美味しいですねえ。ソースも真っ当であり、メイン2品はちゃんとフレンチしてました。

 

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デセールは酒粕ブランマンジェ。焦がした米の香りが付いていて面白いのですが、味わいとしては普通。

 

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もう一品は林檎のシブースト。おお、これはむちゃんこ美味しい。そう言えばアリーニュもデセールがむちゃんこ美味しかった事を思い出します。そういう芸風なんだろうなあ。

 

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コーヒーとミニャルデーズで御馳走様でした。


という事で締めて2万弱。フレンチとしては安いですが、ワイン全然飲んでないしこんなもんなのかも知れません。

 


何というか記憶に残りづらい料理でした。地元の素材をなるべく使っていきたいという気持ちは見えるのですが、素朴過ぎる感じがしました。クラシックなフレンチが好きな私とは好みが違うのかも知れません。メイン2つは良かったですけどね。


ボリュームが少なく感じました。ご近所のマダム向けというボリューム感であり、成人男性には物足りません。帰りにマック買って帰ろうかと思ったぐらい。やめたけど。


しかしこちらの1番の問題はワインでしょう。グラスの取り揃えの意図も分からず、実際に料理にも合わない。心が折れてしまい赤を頼みませんでしたが、フレンチ来て初めてかも知れません。シェフはワインに拘り無いんだろうなあ。サービスの方もソムリエでは無く、ソムリエ不在なのかも知れません。明らかにそこが弱点です。


私は分かりやすい味わいでボリュームもたっぷり欲しい、ワインもガブガブ飲みたいという輩なので、その点全く好みと合いませんでした。うーん、同じ店で働いてたアリーニュはすごく好きだったんだけどなあ。確かに方向性は似てなくも無いですが、全体的にあちらの方が一枚も二枚も上手という印象でした。


ランチで軽く食べるぐらいなら良いのかな。もしくはワインをボトルで持ち込むとか。ソムリエが居ないのであれば変に気にする必要も無いですし。色々と自分で試行錯誤する必要がありそうです。御馳走様でした。

 

 

ル マルシャンド ボヌール
092-406-6982
福岡県福岡市中央区警固2-2-23 ウイングコート警固 2F
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400104/40048846/

東洋軒 本店-大牟田

熊本から博多へ向かう途中、大牟田辺りで昼食をと思いこちらにお邪魔しました。大牟田駅の目の前にあります。


年末の11時頃に到着すると店内は7割程度の入りと結構入っています。家族連れから近所のおっちゃんまでバラエティ豊かな地元のラーメン屋という感じです。


私はラーメンと半炒飯のセット900円をオーダーしましたり

 

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待つこと5分ほどでまず炒飯が到着。半炒飯といえど王将の炒飯ぐらいの普通にボリュームがあります。


味はまあ普通に美味しい炒飯です。非常にシンプルでかつパラパラ。中華料理屋で出てくる炒飯そのまんま。少し塩気が強い様に感じました。

 

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ラーメン到着。豚骨ながらとろみがあり、少し茶色く濁っています。

スープは濃厚な豚骨ですが、ざらつきはありません。割と塩気が強く、博多と比べるとかなり濃い目です。立地的にも久留米に近い感じですが、こちらの方がもう少し濃厚に感じました。

麺は少し太目。とは言っても普通のラーメンより少し細めです。濃厚なスープと相まって食べ応えがあります。焼豚は普通です。

 


大牟田ラーメンなるものを初めて頂きましたが、美味しく頂けました。濃厚な豚骨スープであり味濃い目好きな人は好きな味わいでしょう。


私はロードバイクで走って汗をかいてお腹も減っているからこれぐらい濃い方が良いですが、一方で素面で食べると少し濃すぎるという人もいるかも知れません。


私は博多より久留米の豚骨ラーメンの方が好きなのでそういう意味では好みの方向性です。同様の方は血圧と中性脂肪に気をつけながら頂きましょう。御馳走様でした。

 

 

東洋軒 本店
0944-52-4443
福岡県大牟田市不知火町1-4-18
https://tabelog.com/fukuoka/A4008/A400807/40018884/